あなたの手首の痛みの原因は?
川西市大和団地にあります齋藤鍼灸整骨院の齋藤です
急に暑くなりの服の入れかえや庭の草取りなどいろいろな用事が多くなる季節になりましたね。
この時期になるとそんなに無理をした覚えがないのに手首が痛くなってきたと言う患者さんが多くいらっしゃいます。
最近、当院にも60代の女性の方で「痛めた覚えもないし、特に手首に負担がかかる用事をした訳でもないのに左の手首が痛くなったんです」という方が来院されました。
この患者さんの場合、手首の動きに関係する筋肉の緊張が強くなることによって、手首の関節周囲に炎症が起り痛みがでている状態でした。
今回はこのように、手首の関節周囲で起る「腱鞘炎」についてお伝えしようと思います
このブログを読んでいただくと痛みの原因が理解でき、辛い手首の痛みを改善するヒントを見つけていただけると思いますので是非最後までご覧下さい。
最初に手首の痛い方に分かっていただきたいことは、「手首の痛くなる原因はその痛みのある部分にあるわけではない」ということです。
手首の痛みということで、どうしても痛い部分にばかり目が行きがちですが、実は痛い所が原因ということはほとんどありません。
なぜそのようなことが言えるかといいますと、20年あまりの臨床経験の中で多くの患者さんを治療させていただき、手首の痛い患者さんに共通するからだの問題を見つけたからです。
その共通する問題については後ほど説明させていただきたいと思います。
まず腱鞘炎とは?
手を動かす筋肉、指を動かす筋肉は途中から筋に変わって手首の部分を通る時にこすれ合わないようにするために、腱鞘と呼ばれるトンネルのような筒状の管の中を通って手のひらや指先にまで達しています。
この筒のトンネルによって狭い手首を筋が通る時にこすれ合ったり、強い刺激が及ばないように保護しているのですが、それ以上にその部分び強い力がかかるとその筋の部分や筒の部分に炎症が起り、腫れることによって痛みが引き起こされます。
問題はこの腱鞘になぜ負担がかかるかということです
その原因がわからず、手首だけ気をつけて日常生活を送っていたり、手首の痛い部分だけ治療していると改善するまでに余計に時間がかかってしまう事が多く診られます。
そのようにならない為に手首の腱鞘部分に負担がかかる原因を一緒に探っていきましょう。
腱鞘に負担がかかる原因は次の3つです
1)手首や指を動かす筋肉の柔軟性の低下
2)肘を支えている筋肉の緊張や、肘の関節の位置の異常
3)肩の関節、肩甲骨の動きがが悪い
ではこの3つの原因をもう少し詳しく見ていきましょう。
1)手首や指を動かすための筋肉の柔軟性の低下とは
手首を動かす筋肉は肘の少し上の部分から指先まで繋がっています。
途中までは筋肉ですが、途中から指先までは腱(スジ)に変わって力を伝えています。
この筋肉の部分が硬くなって柔軟性が低下すると、腱(スジ)の部分はもともと伸び縮みしないので、その負担はすべて腱(スジ)の部分にかかってきます。
そのため、腱(スジ)が通っているトンネルの部分に無理な擦れる力が加わり炎症が起ってくるのです。
その腱と繋がっている筋肉の柔軟性に問題があるということです。
2)肘を支えている筋肉の筋バランスの異常
肘の関節は上腕の骨1本、前腕の骨2本が繋がっています。
関節の周りには多くの靭帯や筋肉で覆われており関節が安定して動かすように働いています。
しかし、その筋肉の緊張のバランスが崩れると正常な関節の動きができなくなり、肘や手首に無理な力がかかり、手首の腱鞘炎を引き起こす場合があります。
3)肩甲骨の動きが悪くなっている
肩甲骨は腕の動きや、姿勢など様々のからだの動きに関係しています。
しかし現代の社会生活の中では、からだを動かす機会が減り肩甲骨をうまく動かす事ができていない人が増えています。
肩甲骨の動きが悪くなると、姿勢が悪くなったり、肩の動きが悪くなったり、肩こりや首のこりがなかなか取れにくくなったりすることがあります。
このように肩甲骨が動きが悪くなり、肩の動きが悪くなることによって肘や手首に負担がかかるようになります。
それでは簡単な体操でこの3つの問題を改善する方法を紹介します
1)足は肩幅より少し広め、手は自然と下ろした状態から少し横に広げて立ちます。
手首がどちらか片方だけの人が多いと思いますが、必ず両方同時に行なってください。
2)1)の姿勢からゆっくりと息を吐きながら腕全体と足全体を外側にぐるっと違和感のでない範囲でまわす。
無理なく回した状態で15秒間維持してから脱力してください。
※自然と胸を張るような感じになり、肩甲骨が内側によるのが分かると思います。
※呼吸が続かない場合は息継ぎをしてもかまいませんので、呼吸は止めないで動いてください。
3)1)の姿勢からゆっくりと息を吐きながら腕全体と足全体を内側にぐるっと違和感のでない範囲でまわす。
無理なく回した状態で15秒間維持してから脱力してください。
※自然と背中曲がってきますが、無理に曲げないようにしてください。
※この時も呼吸が続かない場合は息継ぎをしてもかまいませんので、呼吸は止めないで動いてください。
からだに痛みのでない範囲で、2)、3)の動きを各3回行なってください。
この体操をすることによって、肩甲骨の動きを改善し、腕の筋肉の緊張を和らげ、手首に負担も緩和する事ができます。
自然と起る手首の痛みは手首だけが原因ではありません
肘、肩、肩甲骨などからだ全体の動きが悪くなっている事が原因であることがほとんどです。
手首を動かす筋肉のストレッチも有効ですが、手首が痛い時に手首を曲げてするストレッチがしにくい場合もありますよね。
この動きであれば、腱鞘炎など手首の痛い方もでも簡単にすることができると思います。
こんな簡単な方法でなかなか治りにくい手首の痛みを和らげる事ができますので無理のない範囲で是非行なってみてください。
痛みが強い場合、手首の痛い部分のアイシングも有効です。
チャック付きのビニール袋に氷と水を入れたものを、患部に当てて15分ほど冷やしてください。
保冷剤などは冷え過ぎる場合もありますので、アイシングには使わないようにしてくださいね。
体操、やストレッチ、アイシングなどのやり方がよくわからないという方はお気軽に当院にご相談ください。
「鍼灸師、柔道整復師 齋藤 守 監修」
齋藤鍼灸整骨院では
「誰にも理解してもらえない痛みや不調でお悩みの方が笑顔になれるように」
という理念をもって日々治療をさせていただいております。
「病院に行っても話をちゃんと聞いてもらえない」
「家族に話しても、この辛さをぜんぜん理解してもらえない」
「歳だからしかたないよと言われる」
でもどこに行って良いのかわからないから、そのままに我慢する生活を続けているという方も多いのではないでしょうか
我慢ばかり続けているとその不調は全身いろいろなところに広がってしまいます。
もし、そのようなお悩みや不安をお持ちでしたら、一度当院にご相談ください。
鍼灸と整体でからだのバランスを改善し根本治癒に導く
完全予約制 自費専門院
齋藤鍼灸整骨院
予約電話番号:072-743-2232
までご連絡下さい。
「こんな症状でも、診てもらえるの?」というお問い合わせでも結構です。
**************************************************************************************
初診料 1500円
施術料 6500円
初回合計8000円
※2回目以降は一律6500円となります。(はり、きゅう、テーピング等の料金を含む)
**************************************************************************************
◯学生割引があります。
詳しくは料金のページをご覧下さい。
治療費のページ
http://saito-hutaba.com/price
◯当日予約の場合、ご希望の時間に予約をお取りになるのは難しいと思われます。
ご希望の時間にご予約をお取りになりたい場合は、なるべく早いうちのご予約をされた方が確実かと思います。
◯インターネット予約、LINE@による予約について
当院では24時間インターネットからも予約をしていただけます。
ご希望の方は、当院のインターネット予約ページよりご予約ください。
ページはこちら↓
LINE@ご登録はこちら↓
齋藤鍼灸整骨院Facebookページ
#川西市整体 #川西市腰痛 #川西市姿勢改善 #川西市根本治癒 #ハイチャージ治療