私がSNSをやめた5つの理由
〜心とからだを守るために、静かな選択をした話〜
今の時代、SNSはとても身近な存在です。
気軽に人とつながれたり、情報を手に入れられたり、便利な面がたくさんありますよね。
特にビジネスの世界では、SNSを利用し多くの人に認知してもらい集客につなげるツールとして活用するべきという風潮が広がっております。
私自身も、以前は仕事と思って毎日のようにSNSを投稿したり、誰かの投稿を見たりしていました。
そのため、今日の予約状況や健康情報の発信を積極的に心がける以外にも、出かけた際には、ちょっと良い風景や珍しい場所など、SNSに使えるようなものがないか、なんとなく探している自分がいました。
しかし、ある時ふと「この時間は私の心とからだにとって本当に必要なのだろうか?」と立ち止まるようになりました。
そして考えた末、SNSをやめるという選択をしました。
現在、整骨院の公式ホームページのブログとして健康情報や予約状況を発信したり、ごくたまに日常の内容をアップすることはしていますが、いわゆるSNS(Facebook,instagram,tiktok)などは全く利用しておりません。
ブログもSNSみたいなものでそれを続けていたら一緒じゃないの思われるかもしれませんが、全く違います。
それはブログは「他人の投稿に強制的に目がいくことや、他の人からのコメントの返信や相手や自分への「いいね」などの評価を意識すること」がないからです。
今回は、私がSNSを辞めた5つの理由について、心とからだの健康という視点も交えながらお話ししたいと思います。

① 気づかないうちに「心が疲れていた」から
仕事の投稿をしようと思ってSNSを開いていると、特に見ようと思わなくても
他の人の楽しそうな写真、ビジネスでの成功体験、キラキラした日常などが次々と流れてきます。
最初は「みんな頑張っているな」とか「素敵なところに行ってるな」とか思って見ていたはずですが
いつの間にか
・自分はまだまだ(仕事で)頑張りが足りないな
・なんで私の日常はこんなに普通なんだろう
・もっと頑張らないといけないのかな
と、無意識に人と比べている自分に気づきました。
これはとても静かで、でも確実に心を疲れさせていきます。
心が疲れると、自然と呼吸は浅くなり、からだにも余分な力が入り自律神経の乱れにもつながります。
「心の疲れは、からだに必ず現れる」
そう実感したことが、最初のきっかけでした。
② 情報が多すぎて、頭が休まらなかったから
SNSを開くと、
ニュース、健康情報、噂話、広告、炎上、誰かの意見
自分の仕事の予約状況などをアップする時に見ようと思わなくても、自然と目に入り
それらの情報は、なんとなく後からもネガティブな印象を与え脳の刺激を続けてしまいます。
これは、知らず知らずのうちに脳の疲労を引き起こします。
脳が疲れると、
・集中力が落ちる
・物忘れが増える
・イライラしやすくなる
といった変化が出やすくなります。
私自身も昨年SNSをやめるまで
「なんだか最近、考えがまとまらないな」
「些細なことで疲れるな」
と感じることが増えていました。
SNSをやめてしばらくすると、
頭の中がスーッと静かになり、
“何も考えていない時間”が心地よく感じられるようになりより仕事のことに集中することができるようになりました。
③ 「自分の時間」が奪われていると感じたから
仕事の投稿や他の人からのコメントの返信だけをするつもりが
ちょっとした時間に無意識に他人の投稿を見てしまう
5分のつもりが、気づけば30分。
その時間、本当は
・ゆっくりお茶を飲む
・余裕をもって仕事に取り組む
・観葉植物の世話をする
・ストレッチや筋トレをする
・ボーっとして脳を休ませる
・好きな趣味などに没頭する
そんな有意義な時間の過ごし方もできたはずです。
また、出かけた時もなんとなく映える写真が撮れるところを探してしまい、ゆっくりとその時間を楽しむことができなくなっていた。
SNSは「時間を奪うもの」ではありませんが、
使い方次第で、人生の大切な余白を削ってしまうことがあります。
SNSをやめてから、
・朝の時間がゆったりした
・夜の眠りが深くなった
・一日が長く感じられる
・外出先で余計なことを考えることがなくなった
そんな変化がありました。
時間に追われる感覚が減ったことで、
脳の疲れやからだの余分な緊張も自然と緩んでいきました。
④ 人の評価より「自分の感覚」を大切にしたくなったから
SNSでは、
「いいね」やコメントが、まるで“評価”のように感じられることがあります。
・いいねが少ないと不安になる
・反応がないと、間違っていたのかなと気になる
・コメントしてくれると嬉しいけど、何もないと何かさみしい
こうして、”いつの間にか「自分がどう感じたか」より、「どう見られるか」”が優先されていました。
仕事でSNSやっているだけだから、自分は「いいね」なんて全然気にしないと思っていましたが、それでも気になってしまうのが人間です。
本来、からだや心は
「他人からどう思われるか」より
「自分がどう感じているか」が何より大切です。
SNSをやめてからは、
・今日は疲れているな
・今日は気分がいいな
・今はゆっくり休みたいな
と、自分の感覚に素直に耳を傾けられるようになりました。
これは、心とからだの健康にとって、とても大きな変化でした。
⑤ 「静かな時間」がこんなにも豊かだと知ったから
SNSをやめると、
最初はなんとなく手持ち無沙汰になります。
でもそのうち、
・風の音
・鳥の声
・家の中の静けさ
・自分の呼吸
そんな「音の少ない世界」が、とても心地よく感じられるようになりました。
そして、行きたいところに行って無理に写真をとったりせず、ゆっくりその時間を過ごすことができるようになりました。
静かな時間は、
自律神経を整え、
脳と体を深く休ませてくれます。
今では、
この“静けさ”こそが、
私にとっての最高の贅沢だと感じています。
⑥SNSをやめて感じた、からだと心の変化
SNSをやめてから、私自身に起こった変化は
・眠りが深くなった
・からだの余分な緊張が減った
・気持ちが穏やかになった
・余計な焦りや不安が減った
・自分のペースで生きられるようになった
「やめた」というより、
「自分を取り戻した」
そんな感覚に近いかもしれません。
⑦SNSは悪ではない。でも「距離」はとても大切
ここまで読んで、
「じゃあSNSは全部ダメなのか?」
と思われた方もいるかもしれません。
決してそうではありません。
SNSは便利で、素晴らしい側面もたくさんあります。
大切なのは、
“使われる側”ではなく、“使う側”でいられているかどうか。
・見ていて心が重くならないか
・時間を奪われすぎていないか
・自分らしさを失っていないか
・精神的な負担になっていないか
一度、立ち止まって感じてみることがとても大切です。
⑧おわりに
SNSをやめたことで
私は「心とからだの声」が、以前よりずっと聞こえやすくなりました。
そして治療にもさらに集中できるようになり、細かなからだの変化を感じ取れるようになりました。
SNSをしないことで新しい患者さんの問い合わせなどが減るかと思っていましたが、SNSを辞めてからの方が新規の予約やお問い合わせが増えたのは想定外の嬉しい反応でした。
忙しい日々の中で、
心とからだは、静かにサインを出しています。
でも、情報に囲まれすぎると、その声はかき消されてしまいます。
もし今、
「なんとなく疲れが抜けない」
「気持ちが落ち着かない」
「自律神経が乱れている感じがする」
と感じているなら、
一度だけ、
SNSとの距離を少し見直してみるのも、
からだと心をいたわる立派なセルフケアになりますよ。
あなたの毎日が、
少しでも軽やかで、穏やかなものになりますように。