あなたのかかとの痛み

― それ、本当に「かかと」だけが原因でしょうか？ ―

朝起きて、最初の一歩がつらい。

立ち仕事や歩いた後、かかとがズキッと痛む。

「いつか治るかな」と思っていたけど、なかなか良くならない。

そんな「かかとの痛み」に悩まされていませんか？

かかとの痛みというと、「足の裏の使いすぎかな？」「靴が合っていないのかも？」と考える方が多いのですが、実はそこにからだ全体のバランスの問題が隠れていることが少なくありません。

１）かかとが痛い＝かかとが原因とは限りません

私たちのからだは、全身がバランスをとりながら支え合って動いています。

そのため、一部の動きが悪くなったり、ある部分に過度な負担がかかると、他の部分に影響が及びます。

かかとは、からだ全体を支える土台の一部。

「歩く・立つ・走る」すべての動作で必ず使われる部分です。

しかし、姿勢のゆがみや足のアーチの崩れ、骨盤の傾きなどの連動的なズレがあると、かかとに余分な負担がかかり、炎症や痛みにつながります。

２）よくあるかかとの痛みの原因と状態

 足底筋膜炎

朝の一歩が特に痛い場合は、足裏の筋膜に炎症が起きていることが多いです。長時間の立ち仕事や歩きすぎ、硬い靴などが原因ですが、実は姿勢や腰・股関節の状態が大きく関係しています。

 アキレス腱炎・踵骨骨端症（セーバー病）

スポーツをしている子どもや中高生、または運動習慣のある大人に多く見られます。足の使い方、からだのバネの使い方がうまくいかず、結果的にかかとに負担が集中してしまうパターンです。

足の裏のアーチの問題

足の裏を支えている筋肉と骨が作る土踏まずのことを足の裏のアーチ、そのアーチが衝撃を吸収し歩行時の力が伝わりやすくなります。その構造が崩れることによりかかとに痛みが出ることも多くあります。

これも骨盤や重心の傾きによるものが多いです。

３）からだ全体を見直すことで、かかとの痛みは変わる

齋藤鍼灸整骨院では、痛みのあるかかとの局所だけを見るのではなく、からだ全体の動きやバランス、生活習慣までを含めて丁寧に確認しながら、施術とセルフケアのご提案をさせていただいています。

例えば、

重心が常に外側に偏っている

骨盤がねじれて足に負担が偏っている

歩き方や立ち方の癖でアーチが崩れている

股関節や腰の動きが悪く、足に余計な負担がかかっている

など、かかととは一見関係のなさそうな部分が、実は深く関係していることがよくあります。

４）ご自身の「からだの感覚」を取り戻すことが第一歩です

「足の裏がどんなふうに床についているか」

「どちらの足に体重をかけやすいか」

「歩いているときに体がどちらに傾いているか」

これらを意識できるようになると、からだのバランスが整い、自然とかかとの負担が減っていきます。

施術を通して、患者さん自身が自分のからだを「感じて」「理解して」「変えていく」ことが、かかとの痛みの根本改善につながるのです。

兵庫県川西市大和団地の齋藤鍼灸整骨院｜あなたに最適な施術でこころとからだをサポートします

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