川西市大和団地にあります齋藤鍼灸整骨院の齋藤です
梅雨に入りムシムシする日が多くなってきましたね。
こんな天気の時、歯がうずいたり、歯茎が腫れてきたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
歯の痛みや腫れというと、虫歯や歯肉炎、かみ合わせの問題などが考えられますが、歯医者に行っても特に原因は見当たらず、特に治療することがなかったという場合もありますよね。
当院の30代女性の患者さんも、最近歯が痛くて歯医者にいったら「歯の方は特に異常はないですね、肩こりかもしれませんね」と言われたけど、自分は肩こりの自覚はないんですよ、ということで当院を受診されました。
今日はこのような「原因のよくわからない歯の痛みについて」お伝えさせていただきたいと思います
この記事を読んでいただくと、歯医者さんで診てもらっても原因がわからないという方の症状を改善するヒントになりますので是非最後まで御覧ください。
まずはじめにお伝えしたいことはあなたの「原因のわからない歯の痛み」は「クレンチング(無意識の歯のくいしばり)」が原因かもしれないということです
なぜのそのようなことが言えるかといいますと、今までの臨床経験の中で、歯医者さんで原因がわからない歯の痛み訴えている患者さんに詳しく日常のからだの使い方について話をお聞きし、からだの状態を診ていくと「クレンチング」が原因になっているということが多く診られたからです。
それと、わたし自身も「クレンチング」によって歯の腫れや痛みをよく経験し、それを改善するために色々な方法を行ってきたということもあります。
からだはどこかに負担がかかり問題が起こりそうになると、様々な方法でサインを出してきます。
このサインの一つが歯の痛み、歯茎の腫れなどとなって現れることがあります。
しかし、歯医者さんにいっても原因がよくわからない場合、その後はどうしたらよいのかわからずに困ってしまう人も多いと思います。
いくつかの原因が考えられますが今日は「クレンチング(無意識の歯のくしばり)」について書いていきたいと思います。
ではこの「歯の痛み」が、どのような原因で起こっていて、どうすれば良いのか詳しく見ていきましょう。
「原因のわからない歯の痛み」を解消するために知っておいた方がよ良いことは次の3つです
1)歯が痛くなる原因となる「クレンチング(無意識のくいしばり)」とは?
2)その原因を作り出しているものは?
3)どのようなことに気をつければいいの?
歯が痛くなるのはいろいろなことが考えられますが、今回は歯医者で検査してもらってもよくわからない歯の痛みについてお伝えします。
では一つずつ見ていきましょう。
1)原因もなく歯が痛くなる原因「クレンチング」とは?
「クレンチング」とは歯ぎしりの一種である「無意識の歯の噛み締め、くいしばり」のことです。
歯ぎしりは分類すると次の3つに分かれます
①グライディング
いわゆる歯をギリギリ擦り合わせる、いわゆる一般的な歯ぎしりです。
歯に痕跡が残ることが多いので発見されやすいです。
②タッピング
歯をカチカチ噛み合わせる動きです。
歯の削れは少ないですが、まわりが音で気がつくことが多くあります。
③クレンチング
歯を噛みしめることです。
歯をこする動きが少ないので発見されにくいことが多くあります。
程度がきつくなると、歯にクラック(ヒビ)が入り発見されることもあります。
これらの歯ぎしりは程度が強くなれば歯医者さんですぐに見つかり、ナイトガード(歯ぎしりを防止するマウスピース)を作ってもらい歯ぎしりを予防するための生活指導を行ってもらえる場合もがあります。
しかし、あまり歯に痕跡が残らない程度の歯ぎしりの場合、「特に歯には原因がないですね肩こりからきているかもしれませんね」と言われることが多くあり、その場合は歯科では何もしてもらえないことが一般的です。
クレンチングが続いていると顎のまわりの筋肉の緊張により血管が圧迫され血流が悪くなります。
歯茎に圧力がかかり続けると、その部分に血流が阻害されるという影響もあります。
このような状態が続くと歯や歯茎の細胞に十分な栄養や酸素が行き渡らなくなり、細胞が弱ってしまい、歯の痛みや腫れを引き起こす原因となります。
2)その原因を作り出しているのは?
1つ目の要因はストレスです。
クレンチングだけでなく、歯ぎしり全体に言えることはストレスが大きく関わっています。
日常生活に精神的なストレスがあると、無意識に歯を噛み締めたり、歯ぎしりをしたりしてしまうことがあります。
起きているときだけでなく、寝ている間にクレンチングをしている場合もあります。
クレンチングは動きがあまりないので本人の自覚がないというところが問題です。
2つ目の要因は姿勢やからだのゆがみです
猫背の姿勢、逆に反りすぎている姿勢、左右の重心の異常などが顎の関節を動かす筋肉のバランスを崩し、歯に違和感を感じ無意識にクレンチングをしてしまう要因となります。
姿勢が悪いと重力の影響で顎の動きに無理な力がかかり、その違和感がクレンチングを引き起こします。
3つ目の要因は「噛みしめる」癖です
ストレスや姿勢の要因はないけど、癖でいつも歯を噛みしめているという方も多く見られます。
何か緊張するとクレンチングをする人や一生懸命何かをしようとしていたら噛みしめているという方も多くいらっしゃいます。
3)どのようなことに気をつければいいの?
気をつけるポイントは次の3つです。
1)自律神経を整えるために生活のリズムを見直してみましょう!
自立神経が乱れると、緊張とリラックスのバランスが取りにくくなりストレスの影響を受けやすいからだになります。
寝る時間が短い。
朝ギリギリまで寝ている。
スマホを使っていて毎晩寝るのが遅くなる。
いつもソファーでうたた寝をしてしまう。
朝ごはんを食べない。
極端なダイエットをしている。
このような生活をしていると、自律神経が乱れてしまいストレスの影響を受けやすくなります。
睡眠をしっかりとり、朝は余裕をもって早めに起きるようにしましょう。
食事は朝からしっかり摂るようにしましょう。
ストレスに影響を受けにくいからだにするためにも生活のリズムを整えるようにしましょう。
自律神経を整えるには寝る前の腹式呼吸がおすすめです。
やり方は簡単です。
寝る前に仰向けになって膝を立てて、足は肩幅ぐらいに広げます。
この状態で、お腹に手を当ててゆっくりと息を吐いていきます。
吐ききったらゆっくりとお腹の方に空気が入っているのを意識し息を吸っていきます。
この時、横隔膜がおへその方に引き下げられるようにイメージします。
この横隔膜の刺激が自立神経を整える働きがあります。
この呼吸を10回ぐらい行います。
2)姿勢を意識するようにしましょう!
頭の上に紐がついていてからだがぶらさがっているような姿勢、背骨の上に自然と頭の位置がくる姿勢が理想的な姿勢となります。
横から見ると耳の位置、肩の位置、骨盤の真ん中のいち、くるぶしの少し前が一直線にならぶ姿勢です。
良い姿勢は普段から意識をすると自然とできるようになります。
良い姿勢によって顎の関節にかかる負担を軽減しそれがクレンチングの予防につながります。
良い姿勢をするのがしんどいと思われる方はこちらの記事「良い姿勢をするのがしんどんです」も御覧ください。
3)上と下の歯の隙間を常に開けるように意識をしましょう
クレンチングをする人の多くが普段からしっかり歯を噛み合わせている癖がある場合が多く見られます。
実はわたしもその一人でした。
いつもしっかり上の歯と下の歯を噛み合わせており(噛みしめているわけではありません)、何かに集中するとクレンチング(無意識にくいしばる)状態になっていました。
わたしの場合は歯並びが悪く噛み合わせが悪かったせいもあり、クレンチングがひどく歯茎が腫れて歯が痛くなったり、歯にヒビがいったりしてマウスピースを付けてる治療をしたりしていました。
大人になってから歯列矯正したことによって噛み合わせが改善し、かなりクレンチングによる歯の影響はなくなりました。
しかしクレンチングをする癖が残っていたので、何かに夢中になったりするとついクレンチングをしていました。
そこで矯正歯科の先生に言われたのは、「常に歯と歯の間を空けておくように意識してください」というアドバイスでした。
それからいつも歯と歯の間をあけるようにしていくとクレンチングの癖もなくなってきて、そのころから腰痛や肩の張った感じはなくなってきました。
わたしの場合、かみ合わせの問題とクレンチングはからだのいろいろな部分に影響していたようです。
このように歯医者でもよくわからない歯の痛みはクレンチング(無意識の歯のくしばり)が原因かもしれません
クレンチングを解消し歯の痛みを解消するためにあなたが明日からできる簡単なことは次の3つです。
1)生活のリズムの改善
2)姿勢を意識する
3)上下の歯の隙間を開ける意識をする
クレンチングをしなくなると、歯の痛みだけでなく他の症状も緩和する場合もありますので是非あなたも明日からこれらの方法を続けてみてください。
やり方がよくわからない場合はお気軽に当院にご相談ください。
「鍼灸師 柔道整復師 齋藤 守」
齋藤鍼灸整骨院では
「誰にも理解してもらえない痛みや不調でお悩みの方が笑顔になれるように」という理念をもって日々治療をさせていただいております。「病院に行っても話をちゃんと聞いてもらえない」「家族に話しても、この辛さをぜんぜん理解してもらえない」「歳だからしかたないよと言われる」でもどこに行って良いのかわからないから、そのままに我慢する生活を続けているという方も多いのではないでしょうか我慢ばかり続けているとその不調は全身いろいろなところに広がってしまいます。もし、そのようなお悩みや不安をお持ちでしたら、一度当院にご相談ください。
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