あなたも安静にしているのが一番いいと思って見ませんか?
確かに捻挫や肉離れなどの外傷によって動かすのがかなりつらい場合や、炎症の急性期などは安静が必要です。
しかし、腰部脊柱管狭窄症の腰痛や変形性関節症の膝痛のように慢性的な痛み、神経痛の痛みなどは安静にしすぎると余計に悪くなってしまいます。
特に多いのが、「ちょっといつもより用事を沢山したら痛くなった」、家族や友達から「また痛くなるで」、「ほら見てみー無理するからや」とか言われてつい安静にしてしまったという患者さん。
そんなふうに言われたら安静にしたくもなりますよね。
でも、それが痛みの悪循環の原因になるのです。
安静にしてるとまず、筋肉が弱ってきます。
筋肉が弱ってくるとからだを支える事もできなくなり痛めているところの負担はさらに大きくなります。
適度に動くと筋肉が動きに伴って関節液、リンパ液が循環します。これが大事なんです。
それによって関節に充分な栄養や酸素が送られますが、安静にしすぎるとそれも行われなくなり、リンパ液の循環が悪くなり、抵抗力がさがったり、老廃物が溜まりやすくなったりします。
さらに安静にしていると、今度は心臓や肺の機能が衰えてきます。
ちょっと動いただけで心臓がドキドキしたり、息があがったりします。
そうこうしているうちにからだ全体の機能が衰えてきます。そのようにして動けなくなった状態を「ロコモティブシンドローム」といいます。
安静にしすぎた結果、痛みがよくならないだけでなく、動けなくなるという危険性もでてくるのです。

ではどうしたらよいのでしょうか?
そうです、動ける範囲でできるだけ普通の生活をする事が大事ということです。
決して歩け歩け、動け動けと言っているわけではありません。
普通に日常生活をしていても、ちょっと頑張った時に痛みが強くなる事もあるかと思います。
でも心配しないでください。
からだは日々刻々と変化していますので、何もしてなくても痛くなる場合もあります。決してそれをしたという事がだけが原因とは限らないのです。
大事なのは日常生活で「また痛くなるかもしれないから止めておこう」と思わないようにするということです。
「また痛くなるかもしれない」、「あの動きをしてしまったから痛くなった」といつも思うとそれだけで筋肉が硬くなり、関節も動きにくくなります。
痛みを感じるのは「脳」なので、そのような思考をいつももっているとそれだけで「脳」が錯覚して勝手に痛みを作り出してしまうということが、近年の研究でわかってきました。
大事なのは安静にしすぎないという事と「痛み」や「痛みの原因」などに脳がクローズアップしないようにすることです。
そのために「脳」の中を「楽しい事をする事」や「テンションが上がるようなうれしい事」を考えることで満たしてあげましょう。
「痛みがなくなって動けるようになったら何をしようかな」、「痛みの不安がなくなったらどこに行こうかな」とか考えながら、動ける範囲で日常生活の動きをして行くことがすごく大事なんです。
齋藤鍼灸整骨院ではそのような状態にならないように、こころとからだのバランスを調整し、痛みの元を取り除いて「根本治癒」をするための整体治療と運動指導を行っております。
「鍼灸師、柔道整復師 齋藤 守 監修」
齋藤鍼灸整骨院では
「誰にも理解してもらえない痛みや不調でお悩みの方が笑顔になれるように」
という理念をもって日々治療をさせていただいております。
「病院に行っても話をちゃんと聞いてもらえない」
「家族に話しても、この辛さをぜんぜん理解してもらえない」
「歳だからしかたないよと言われる」
でもどこに行って良いのかわからないから、そのままに我慢する生活を続けているという方も多いのではないでしょうか
我慢ばかり続けているとその不調は全身いろいろなところに広がってしまいます。
もし、そのようなお悩みや不安をお持ちでしたら、一度当院にご相談ください。
鍼灸と整体でからだのバランスを改善し根本治癒に導く
完全予約制 自費専門院
齋藤鍼灸整骨院
予約電話番号:072-743-2232
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「こんな症状でも、診てもらえるの?」というお問い合わせでも結構です。
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