- 健康についての考え方
- 2025.07.22
「夏のガーデニングで気をつけること」
今年もブルーベリーが沢山収穫できました

植物を育てるのは結構たいへんですが、きれいな花が咲いたり
美味しい果実がなってくれたりすると嬉しいですよね。
皆さんのお家でも庭で実のなる樹や野菜を植えている方も多いのはないでしょうか?
そこで今回は
「夏のガーデニングで気をつけること」
についてお伝えしたいと思います。
夏は植物たちが元気に育つ季節であり、ガーデニングを楽しむには最適な時期でもあります。しかし一方で、強い日差しや高温多湿といった過酷な環境は、植物だけでなく私たち人間にとっても大きな負担となります。特に日本の夏は湿度が高く、思わぬ体調不良を招くこともあります。ここでは、夏のガーデニングを安全かつ快適に楽しむための注意点を、東洋医学的な視点も交えながらご紹介します。

1. 暑さ対策は最優先
夏のガーデニングでもっとも注意すべきなのは「熱中症」です。炎天下で長時間作業をすると、体温が上がりすぎて脱水やめまい、頭痛などを引き起こすことがあります。
熱中症を防ぐためには、以下のポイントを守ることが大切です。
• 作業は朝夕の涼しい時間帯に行う
午前中なら8時前、夕方は16時以降がおすすめです。昼の11時〜15時は日差しが最も強く、避けた方が良いでしょう。
• こまめな水分補給
東洋医学では「津液(しんえき)」という言葉で体内の水分を表現します。津液が不足すると、体の熱がこもりやすくなるとされます。のどが渇く前に水分を取りましょう。
特に、汗で失われる塩分やミネラルも同時に補給するため、麦茶や塩飴を活用するのも効果的です。
• 通気性のよい服装と帽子
風通しのよい長袖・長ズボンで肌を守りましょう。つばの広い帽子で直射日光を防ぎ、紫外線から頭を守ります。
2. 紫外線対策も忘れずに
紫外線は植物の光合成にとって必要不可欠なものですが、人間の肌にとってはシミや皮膚炎の原因になります。
長時間のガーデニングでは日焼け止めの使用を忘れずに。
顔や首の後ろ、手の甲など露出しやすい部分にはしっかり塗りましょう。UVカットの手袋やアームカバーも効果的です。
3. 虫や植物によるかぶれに注意
夏場は植物の成長が旺盛になる一方で、虫も活発に活動します。蚊やブヨ、蜂などの害虫、またウルシ科やキョウチクトウといったかぶれやすい植物にも注意が必要です。
• 虫除けスプレーの使用
作業前に肌にスプレーをしておくことで、虫刺されを防げます。天然由来の精油(ハッカ油、レモングラスなど)を使ったスプレーもおすすめです。
• かぶれやすい植物には触らない
よく知られている毒性植物を調べておき、知らない植物には素手で触れないようにしましょう。
4. 作業の合間には「休む」こと
ガーデニングはつい夢中になってしまいがちですが、こまめに休憩を取ることが大切です。
東洋医学では「労倦(ろうけん)」という考え方があり、働きすぎや疲れすぎが「気(き)」を損なうとされています。気が弱ると、だるさや倦怠感、さらには免疫力の低下にもつながります。
ベンチや日陰を利用して、30分に1回は休憩を取る習慣をつけましょう。冷たいおしぼりや氷のうを使って首筋を冷やすのもおすすめです。
5. 植物の水やりと管理のコツ
植物も夏の暑さで弱りがちです。特に水やりのタイミングには注意が必要です。
• 朝早くか夕方に水やりを
日中に水をまくと、地表の温度が高くなって逆に根を傷めてしまうことがあります。また、水が蒸発しやすく効果も薄れます。朝のうちにたっぷりと与えましょう。
• 鉢植えは日陰に移動も検討
日差しが強すぎる場所では、葉焼けを起こすこともあります。一時的に日陰に移動させることも有効です。
• 病害虫の早期発見
高温多湿な環境ではカビや病気が発生しやすくなります。葉の裏や茎の根元を観察し、異常があればすぐに対処しましょう。
6. 心も体も「余裕」を持って
ガーデニングは本来、自然との調和を楽しむものです。「やらなければ」と思いすぎると、かえってストレスになってしまうことも。
少しずつ、無理のない範囲で取り組むことが、心にも体にも良い影響を与えます。
東洋医学では「夏は心(しん)を養う季節」とされ、心の安定が健康に直結すると考えられています。自然に触れながら、心穏やかに季節を味わうことこそ、夏のガーデニングの醍醐味なのです。
<まとめ>
夏のガーデニングは、自然のエネルギーを感じられる素晴らしい時間です。しかし、暑さや紫外線、虫や病気など、さまざまなリスクがあるのも事実です。
しっかりとした対策を取ることで、自分の体も、育てている植物たちも元気に夏を乗り切ることができます。無理せず、楽しみながらガーデニングを続けていきましょう。

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