西市大和団地の自費治療院「齋藤鍼灸整骨院」院長の齋藤 守です
寒い時期になるとよく「足がつる」ということをよく患者さんからお聞きします。
寝ていて朝方になると「足がつる」という方も多くいらっしゃいます。
すぐに収まる場合もありますが、結構落ち着くまでに時間がかかる場合もあります。
「足がつる」と激痛が走り、落ち着くまで動くことができないのでほんと辛いですよね。
今日はその「足がつる」ということの原因と対策についてお伝えしたいと思います。
この記事を読んでいただくと、「足がつる」状態になったときどうしたらよいかが分かり、「足がつる」状態にならないからだに変えて行くことができますので是非最後まで御覧ください。
足がつる状態とは
「足がつる」という現象は「足の痙攣」の一種で筋肉が異常収縮を起こしている状態です。
簡単に説明すると次の3つの状態が考えられます。
1)筋肉の緊張具合を把握するセンサーがうまく働かなくなって筋肉が固くなりすぎる。
2)神経伝達がうまくいかなくなり異常な筋肉の動きになってしまう。
3)神経伝達はうまくいっているけれど、肝心の筋肉の線維が正しく動いてくれず硬くなってしまう。
では何が原因でそのような1)〜3)の状態になり「足がつる」のでしょうか?
実のところ現代医学でもはっきりしたことはわかっておりません。
それはどうしてかといいますと、いろいろ複合的な要因が関係しており一つの原因で起こるわけではないからです。
しかしその要因は分かってきておりますので複合して起こる要因についてお伝えします。
その要因について簡単に説明すると次の4つが考えられます。
1)寒さによってからだ全体の筋肉が固くなり、血流が悪くなるから
2)からだのなかのミネラルが不足しているから
3)ストレッチなど正しい筋肉のケアができていないので、筋肉の疲労が蓄積しているから
4)からだの動きが部分的に悪くなっており、ふくらはぎや足先に負担がかかっているから
では、これらを改善し足がつらないからだにしていくための方法をお伝えする前に、たった今「足がつった」状態になり困っている方のためにまず「足がつる」状態になった時どう対処したらよいのかお伝えします。
足がつった時の対処法
足がつった時の対処法は、足のつった部分によって違いますので、起こりやすい順に説明していきたいと思います。
すべての状況に共通してまずした方が良いことは、焦らず落ち着いて、水を飲むということです。
動くことができる場合、立って移動し水を飲むだけで改善することも沢山あります。
動けない場合、立てない場合は以下の方法をお試しください。
1)ふくらはぎがつった時の対処法
いわゆる「こむらがり」という状態です。この状態はふくらはぎの筋肉がガチガチになり、足先が下に向いてしまう(つま先立ち)の状態になることです。
この時の対処法のポイントはなんらかの方法で縮まったふくらはぎの筋肉を伸ばしていことです。
①膝が曲げられる場合やつった状態で自分で足先を持てるようであれば、自分で足の指をもって反らすようにしてってください。
②寝ている時にこのように足がつった場合は、立つことができるようであれば立って、足の裏をしっかり踏みしめ、ふくらはぎを伸ばしていくようにしてください
③痛くて立つことができない場合、壁の方に移動し足の裏を壁に押し付け、ふくらはぎを伸ばすようにする方法もあります。
④近くに伸ばしてくれる人が居る場合、足先を自分の方にそらしていく方向にゆっくり倒してもらうようにする。
2)足のスネがつった時の対処法
このように足のスネがカチカチになった場合は、足先が反るように上を向く傾向があります。この時の対処法のポイントはゆっくりとスネの筋肉を伸ばしていくということです。
①指先を持ってつま先を曲げるように下を向けていくようにしてスネの筋肉を伸ばしてください。
②正座ができるようであれば、ゆっくりと正座をしていく。
3)足の裏がつった時の対処法
足の裏がつった時は、土踏まずの筋肉がカチカチになり、指も握るように曲がる特徴があります。対処法は土踏まずの筋肉をのばしていくことがポイントです。
①土踏まずをのばすように指先を持って反らしてみてください。
②立てる場合は立って足の裏に体重をかけてみてください
共通してできることは、まず焦らず落ち着いて水を飲むようにしてみるということです。
寝ていて毎朝足がつるという人は枕元に水の入った水筒などを置くのもよいでしょう。
足がつるということを予防するには?
①水をできるだけ積極的に飲むようにする。
スポーツをしていたり、よく汗をかくような生活をしている方は、電解質(ミネラル)の入ったスポーツドリンクを半分に薄めて飲むようにする。
②ふくらはぎ、スネのストレッチをする。
ストレッチの方法はまた次回の記事でお伝えいたします。
③青竹踏みをする。
④毎日お風呂につかるようにする。
⑤バランスの良い食生活をこころがける。
⑥十分に睡眠をとり、疲労をためないようにする。
⑦電気毛布や湯たんぽなどを利用して足元が冷えないようにする。
あなたもこれらを続けていると足がつるということがあまりなくなってきます。
まず、あなたがこれから「足がつる」という状態になった時にする対処法は「落ち着いてコップ一杯の水を飲む」ということです。
そして、「足はつる」という状態にならないようにするために、あなたが明日から始められる簡単な事は「冷えないようにする」、「水分を多く摂る」ということです。
これらを試してもなかなか足がつるという状態が治まらず、長期間に渡って頻繁に起こるようであれば、からだのバランス、重心の問題などが関係している場合があります。
そのような場合は当院にご相談ください。
鍼灸と整体でからだのバランスを改善し根本治癒に導く
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予約電話番号:072-743-2232
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