- 健康についての考え方
- 2025.10.10
「果糖ブドウ糖液糖」に注意! 体をサビつかせる“糖化”の話
「果糖ブドウ糖液糖」に注意しましょう 体をサビつかせる“糖化”の話
最近では、スーパーやコンビニで売られている清涼飲料水や加工食品の多くに「果糖ブドウ糖液糖(かとうぶどうとうえきとう)」という成分が使われています。
名前だけを見ると「果糖」や「ブドウ糖」など、体に良さそうな印象を受けるかもしれませんが、実はこの「果糖ブドウ糖液糖」には注意が必要です。
なぜなら、この成分は“糖化(とうか)”を強く進める原因のひとつだからです。
◆「糖化」とは何か?
「糖化」とは、体の中で糖分がたんぱく質と結びついて変性し、“焦げつき”のような状態になることをいいます。
たとえば、ホットケーキを焼くときに生地がきつね色になる現象がありますね。
あれは「メイラード反応」と呼ばれ、糖とたんぱく質が熱で結びついて色が変わる現象です。
実は、私たちの体の中でも同じようなことが起きているのです。
糖化が進むと、**AGEs(終末糖化産物)**と呼ばれる老化物質が作られます。
これが血管や皮膚、臓器などにたまっていくと、体の機能を老化させる原因になります。
◆糖化が引き起こす不調
糖化によって作られたAGEsは、さまざまな不調のもとになります。
①血管の弾力が失われ、動脈硬化や高血圧のリスクが上がる
②肌のハリがなくなり、しわやたるみが増える
③骨や関節がもろくなる
④脳や神経の働きを低下させ、認知症リスクが高まる
⑤糖尿病の悪化やインスリン抵抗性の上昇
つまり糖化は、「体の老化」を内側から進めてしまう反応なのです。
◆果糖ブドウ糖液糖はなぜ危険?
「果糖ブドウ糖液糖」は、トウモロコシなどのデンプンから人工的に作られる“異性化糖”です。
ブドウ糖と果糖が混ざった液体の甘味料で、清涼飲料水やドレッシング、タレ、菓子パンなどに多く使われています。
一番の問題は、果糖がブドウ糖の約10倍以上の速さで糖化を進めてしまうという点です。
果糖は血糖値を上げにくいという特徴がありますが、そのかわり体内で代謝される過程で、活性酸素やAGEsを大量に発生させてしまうのです。
つまり、血糖値が上がらないからといって安心できないのです。
むしろ「血糖値が上がらない=気づかないうちに糖化が進む」という危険があります。
◆どんな食品に入っているの?
以下のような食品には「果糖ブドウ糖液糖」や「ブドウ糖果糖液糖」などがよく含まれています。
①炭酸飲料、スポーツドリンク、ジュース
②加工されたコーヒー飲料、紅茶飲料
③ケチャップ、焼肉のタレ、ドレッシング
④菓子パンやスイーツ、ゼリー
⑤コンビニ弁当や総菜のソース類
成分表示を見て、「果糖ブドウ糖液糖」「ブドウ糖果糖液糖」「高果糖液糖」などの名前があれば、それは異性化糖です。
特に飲み物では、ほとんどの清涼飲料に使われているのが現状です。
◆異性化糖を避けるコツ
まずは、「飲み物を選ぶときに成分表示を見る」ことから始めましょう。
水、お茶、無糖の炭酸水など、シンプルなものを選ぶのが基本です。
また、調味料も「果糖ブドウ糖液糖」と書かれたものを避け、“砂糖”や“みりん”、“はちみつ”など自然な甘みを使った商品を選ぶと安心です。
さらに、喉が渇いたときに甘い飲み物を飲むと、血糖の波が乱れやすくなります。
冷たい麦茶や白湯で水分を補うほうが、体のリズムを整えやすくなります。
◆食事全体を見直そう
果糖ブドウ糖液糖を避けることは大切ですが、「糖化を進めない生活」はそれだけではありません。
以下のような生活習慣を意識することで、体をサビつかせないことができます。
①よく噛んでゆっくり食べる(血糖の急上昇を防ぐ)
②食事の最初に野菜やたんぱく質を摂る
③十分な睡眠をとる(代謝の回復)
④適度に体を動かす(糖のエネルギー利用を促進)
⑤ストレスをためない(ホルモンバランスを保つ)
特に、運動は「余分な糖を燃やす」うえで非常に効果的です。
ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で続けていくことが、糖化予防に役立ちます。
◆まとめ
果糖ブドウ糖液糖は、口当たりがよく安価なため、私たちの身の回りに非常に多く使われています。
しかし、ブドウ糖よりもはるかに速く糖化を進めるため、長い目で見ると老化や生活習慣病の原因になってしまいます。
まずは、「飲み物の成分表示を見る」ことから始めてみましょう。
ちょっとした意識の積み重ねが、体を若々しく保ち、将来の健康を守ることにつながります。
あなたの体は、あなたが日々選ぶ“ひと口”からできています。
今日からぜひ、“体が喜ぶ甘さ”を選んでみてください。
- 健康についての考え方
- 2025.08.18
冷房や冷たいものの摂りすぎで胃腸が弱っていませんか?
冷房や冷たいものの摂りすぎで胃腸が弱っていませんか?
夏の暑さが続く中、体を守るために冷房や冷たい飲み物・食べ物が欠かせなくなっています。しかし、これらがかえって体調を崩す原因になることもあります。
最近、当院でも、「なんとなくお腹の調子が悪い」「食欲がない」「体がだるい」といった、いわゆる“夏バテ”のような症状を訴える方が増えてきました。
今回は、冷房や冷たいものが体に与える影響と、それを防ぐためにできること、また調子を崩してしまったときの対処法についてお話しします。
■ なぜ冷房や冷たいもので胃腸が弱るのか?
夏は気温が高く、どうしても冷たい飲み物やアイスなどを口にしたくなります。また、外から帰ってきたらすぐに冷房の効いた部屋に入ることも多いでしょう。
しかし、体の外も内も冷やしすぎてしまうと、次のようなことが起こります。
-
胃腸の働きが低下する
胃や腸はある程度の温かさがあることで、消化や吸収がスムーズに行われます。冷たいものを摂ると、内臓が冷えて動きが鈍くなり、胃もたれ・下痢・便秘・食欲不振などを引き起こします。
-
血行が悪くなる
冷房の効いた部屋に長時間いると、体表の血管が収縮して血流が悪くなり、特にお腹まわりの血流が滞りやすくなります。そのため、内臓の冷えや働きの低下を招くのです。
-
自律神経の乱れ
気温差が激しいと、体温調節を担う自律神経に負担がかかります。自律神経が乱れると、胃腸の働きや体の回復力も落ちてしまいます。
■ 胃腸を冷やさないために気をつけたいこと
では、夏でも元気な胃腸を保つにはどうすればよいのでしょうか?以下のようなことに気をつけてみてください。
1. 冷たいものの摂りすぎに注意
キンキンに冷えた飲み物やアイス、冷たい麺類などは、たまに摂る程度であれば問題ありませんが、習慣的に摂りすぎると確実に胃腸は弱ります。
冷たい飲み物を飲むときは常温のものと交互にしたり、氷を抜くなどして工夫しましょう。
2. 冷房の温度を適切に
冷房の設定温度は26〜28℃くらいが目安です。また、冷たい風が直接体に当たらないように風向きを工夫したり、冷えやすい足元にひざ掛けを使うのも有効です。
寝るときはタイマーを使って、冷えすぎを防ぎましょう。
各社、風が自分に当たらないようにするモード「ダイキンの場合(風ないスモード)」がありますので、それをうまく活用しましょう。
3. 腹巻きや靴下を活用
冷えやすいお腹・腰回り・足首を守ると、胃腸の調子も安定します。特に女性や冷え性の方は、真夏でもお腹を冷やさない工夫を取り入れてください。
4. 温かいものを積極的に摂る
味噌汁、煮物、生姜湯、常温のお茶など、「体を温める食べ物」を意識的に取り入れると、内臓の働きが活発になります。
また、胃腸に負担の少ない消化の良い食事を心がけましょう。
■ 体調を崩してしまったときの対処法
それでも、うっかり冷やしすぎてしまったり、体調を崩してしまうことはあります。そんなときの対処法をいくつかご紹介します。
1. お腹を温める
湯たんぽや蒸しタオルをお腹に当てて、内臓の血行を促進しましょう。腹巻きも効果的です。温めることで胃腸の動きが回復しやすくなります。
2. 無理に食べない
食欲がないときは、無理にたくさん食べる必要はありません。お粥やスープなど、消化の良いものを少しずつ摂るようにしましょう。
梅干し、葛湯、生姜湯、梅醤番茶などもおすすめです。
<梅醤番茶とは>
3. 白湯(さゆ)を飲む
常温の水よりも、白湯は内臓を優しく温めてくれます。冷えたお腹や体をリセットするのにぴったりです。
4. お灸も効果的です
東洋医学では「冷えは万病のもと」とされ、体のバランスの乱れや未病(みびょう=病気になる一歩手前)を整える手段として、お灸をよく使います。
特にお腹の冷えや胃腸の機能低下に対しては、経絡の流れを整えることで症状を軽減する効果が期待ができます。
ご自分でされる場合、せんねん灸などを用いてへその指4本分下にある「関元穴(かんげんけつ)」に朝晩各1回ずつお灸をするとよいでしょう。
■ まとめ
暑い夏を快適に過ごすために、冷房や冷たい食べ物は欠かせない存在ですが、それに頼りすぎると、知らないうちに体の内側から調子を崩してしまうことがあります。
「なんとなく疲れやすい」「食欲がない」「お腹の調子が悪い」と感じたときは、それは体からのサインかもしれません。
少し生活習慣を見直したり、体を温める工夫をすることで、胃腸の調子を整え、夏を元気に乗り切ることができます。
無理をせず、体の声に耳を傾けてあげましょう。
必要なときは、私たち専門家の手を借りるのもひとつの方法です
冷えや自立神経でお困りの方はぜひご相談ください。
- 健康についての考え方
- 2025.08.17
あなたの「からだの感覚」、おかしくなっていませんか?
あなたの「からだの感覚」、おかしくなっていませんか?
〜なかなか治らない症状の意外な原因とは〜
「ずっと肩こりが取れない」「腰痛がなかなか改善しない」「マッサージしてもすぐ戻る」
こんなお悩みを抱えていませんか?
当院にご来院される患者さんの中には、長年同じような不調に悩まされている方が多くいらっしゃいます。そして、よくよくお話を伺っていると、共通する「ある傾向」が見えてくるのです。
それは――
「強い刺激を受け続けてきた」 ということです。
今回は「からだの感覚がおかしくなってしまう理由」について、そしてどうすればそこから回復できるのかをお話ししていきます。
■ こんな習慣、ありませんか?
強い鍼の刺激や電気治療を続けている
家族に「もっと強く!」と頼んで揉んでもらっている
このような刺激を受け続けていると、一時的に「効いた感じ」がするかもしれません。施術後にスッキリしたように感じたり、「やってもらった感」が得られるため、つい繰り返してしまうこともあるでしょう。
しかし、その刺激、あなたのからだに本当に合っているでしょうか?
■ 強い刺激は、からだの感覚を「麻痺」させる
私たちの体はとても繊細にできています。皮膚、筋肉、神経、内臓――すべてが微妙なバランスの上に成り立ち、日々の生活を支えています。
ところが、強い力で揉んだり、過剰な刺激を与え続けてしまうと、次のような変化が起きてしまいます。
◉ 筋肉が防御反応で固まってしまう
「強く押される=危険な刺激」とからだが感じると、防御のために筋肉が緊張し、かえって硬くなります。これでは本末転倒ですよね。
◉ 皮膚や筋膜の感覚が鈍くなる
強い刺激が繰り返されることで、感覚神経が鈍り、「感覚のずれ」が生まれます。本来であれば「ここがつらい」と正確に感じるはずが、ぼやけてしまい、からだの声が聞こえにくくなるのです。
◉ 強い刺激でしか満足できなくなる
感覚が麻痺してくると、同じ強さでは「効いてる気がしない」と感じるようになります。結果として、より強い刺激を求め、悪循環に陥ってしまいます。
■ からだのバランスが崩れると、治りにくくなる
本来、私たちの体には自然に治ろうとする力=自己治癒力が備わっています。痛みが出たとき、少し休めば回復するのもその力のおかげです。
しかし、感覚がずれてバランスが崩れた状態では、この自己治癒力がうまく働かなくなります。からだが「自分の状態」を正しく把握できなくなるため、修復のスイッチが入らなくなってしまうのです。
すると…
-
どれだけ施術を受けてもすぐに戻ってしまう
-
休んでも回復しない
-
痛みの場所が移動する
-
慢性的なだるさや違和感が続く
といった状態に陥ってしまいます。
■ 当院が大切にしていること
〜からだの感覚をリセットし「感じる力」を取り戻す施術〜
当院では、「あなたのからだが本来持っている感覚と回復力を取り戻すこと」を大切にしています。そのため、強い刺激は行わず、あなたのからだが安心できるレベルの、やさしい刺激で施術を行います。
◆ 小さな刺激が、からだを変える
「こんなにソフトで効くの?」と思われるかもしれませんが、実はこの“小さな刺激”こそが、からだの感覚をリセットし、自然なバランスを取り戻す鍵になるのです。
やさしい刺激は、からだに「安心・安全だよ」と伝え、緊張をほどき、血流や神経の流れをスムーズにします。結果として、自己治癒力が働きやすい状態に戻っていきます。
◆ 感覚を「研ぎ澄ます」施術
強い刺激で麻痺してしまった感覚を少しずつ正常に戻していくことで、あなた自身が「本当にどこが悪いのか」「どう動けばラクになるのか」に気づけるようになります。これが、根本的な回復の第一歩です。
■ まとめ:もっと“感じる”ことから始めてみませんか?
現代は「効率重視」「即効性重視」の時代。ですが、からだの回復には時間と丁寧さが必要です。
強い刺激を続けるよりも、「自分のからだがどう感じているのか」に耳を傾けることの方が、ずっと回復への近道になるのです。
なかなか治らない不調に悩んでいる方、もしかしたらその原因は「刺激の強さ」にあるかもしれません。
当院では、あなたのからだにそっと寄り添い、やさしい施術で本来の感覚を取り戻すお手伝いをしています。
「最近、感覚が鈍くなってきたかも…」
「強いマッサージに慣れてしまった…」
そんな方は、ぜひ一度当院の施術を体験してみてください。
からだはきっと、あなたの気づきを待っているはずです。
- 健康についての考え方
- 2025.07.26
帰宅後や外での作業後に「なんとなく体がだるい…」それ、熱中症かもしれません
帰宅後や外での作業後に「なんとなく体がだるい…、頭が痛い」それ、熱中症かもしれません
最近、「庭で作業をしたあと、なんとなくだるい」「外出から帰ってきたら頭がぼんやりする」「散歩のあと、体が火照ってる気がする」――そんなご相談をよく耳にします。
実は、これらの症状は、軽い熱中症のサインかもしれません。熱中症は炎天下に長時間いないとならないもの、と思っている方が多いのですが、実際には日常のちょっとした活動の後でも起こることがあります。特に梅雨明け直後や、体が暑さに慣れていない時期は要注意です。
今回は、熱中症が疑われる症状とご家庭でできる対処法について、わかりやすくご紹介します。
◆ 熱中症ってどういう状態?
熱中症とは、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調節機能がうまく働かなくなったりすることで起こる症状の総称です。
暑さにより体温が上がってしまい、その熱を外に出せずに体の中にこもってしまうことが大きな原因です。水分不足や、長時間の屋外作業、湿度の高い場所などがリスクを高めます。
◆ 熱中症が疑われる代表的な症状
熱中症は軽症のうちに気づくことが大切です。以下のような症状が見られたら、早めに対処しましょう。
軽度(Ⅰ度)の症状
1)なんとなく体がだるい
2)めまい、立ちくらみ
3)筋肉のけいれん(こむら返り)
4)少しの頭痛や吐き気
5)汗が止まらない、あるいは逆にまったく出ない
→ この段階での気づきが最も大事です。
中等度(Ⅱ度)の症状
1)強い頭痛
2)吐き気や嘔吐
3)ぐったりして動けない
4)意識がぼんやりする
5)脈が速くなる
→ すぐに涼しい場所へ移動し、水分と塩分を補給してください。必要に応じて医療機関を受診しましょう。
重度(Ⅲ度)の症状
1)意識がない、呼びかけに反応しない
2)けいれんを起こす
3)高熱(体温が40度を超えることも)
→ すぐに救急車を呼びましょう。命に関わる緊急状態です。
◆ 特に注意が必要な人
熱中症になりやすい人には傾向があります。以下のような方はとくに注意しましょう。
1)高齢者(体温調節機能が低下しています、暑さを感じにくくなっている場合があります)
2)子ども(体温が上がりやすく、水分の摂取も忘れがち)
3)持病のある方(心臓・腎臓・糖尿病など)
4)普段あまり運動をしていない人
5)睡眠不足・体調不良の状態
◆ 体調チェックの目安
「これって熱中症?」と迷ったときは、次のポイントをチェックしてみてください。
1)体温が普段より高い
2)汗が出すぎている、もしくはまったく出ない
3)脈拍が速い、動悸がする
4)水分をとっても改善しないだるさ
5)顔が赤くほてっている、もしくは青白い
6)トイレに行っていない(=脱水の可能性あり)
これらに複数当てはまるときは、熱中症の可能性があります。
◆ ご家庭でできる対処法
軽い症状の場合、自宅での対応で改善することがほとんどです。以下のような手順で対処しましょう。
① 涼しい場所に移動する
クーラーの効いた部屋や、風通しの良い日陰へ移動します。屋外なら木陰や建物の影へ避難しましょう。
② 衣服をゆるめて熱を逃がす
ベルトやボタンを緩めて、体から熱が逃げやすい状態にします。
③ 水分と塩分を補給
水だけでなく、塩分も一緒に摂るのがポイントです。経口補水液やスポーツドリンクが理想的ですが、なければ水と塩分(梅干しや味噌汁)でも構いません。
④ 保冷剤や濡れタオルで冷やす
首、わきの下、足の付け根など太い血管が通っているところを冷やすと、効率よく体温を下げられます。
⑤ しばらく安静にする
体が回復するまで無理せず休みましょう。回復には数時間〜数日かかることもあります。
◆ 予防のポイント:こまめな「水分・休憩・体調確認」
熱中症は予防できる病気です。以下の習慣を意識してみてください。
1)のどが渇く前に水分を摂る(理想は1日1.5〜2リットル)
2)塩分も適度に摂る(特に汗をかいた後)
3)外出前に体調チェック(少しでも不調なら無理をしない)
4)帽子・日傘・通気性のよい服装を活用
5)エアコンを我慢しない(室温28度以下を目安に)

◆ 最後に
日々の暮らしの中で、少し外に出ただけで「なんとなくだるい」と感じることがあるかもしれません。年齢に関係なく、若い方でも油断は禁物です。
特に湿度が高く風通しが悪い環境では、体に熱がこもりやすくなります。日中の活動後に体調の変化を感じたら、まずは熱中症を疑って、早め早めの対処を心がけてください。
「自分は大丈夫」と思わずに、小さな違和感も体からの大切なサインとして受け止めましょう。
熱中症は、備えと意識で防げます。どうぞ無理をなさらず、暑い夏を元気にお過ごしください。
- 健康についての考え方
- 2025.07.22
「夏のガーデニングで気をつけること」

「夏のガーデニングで気をつけること」

1. 暑さ対策は最優先
• 作業は朝夕の涼しい時間帯に行う
• こまめな水分補給
• 通気性のよい服装と帽子
2. 紫外線対策も忘れずに
3. 虫や植物によるかぶれに注意
• 虫除けスプレーの使用
• かぶれやすい植物には触らない
4. 作業の合間には「休む」こと
5. 植物の水やりと管理のコツ
• 朝早くか夕方に水やりを
• 鉢植えは日陰に移動も検討
• 病害虫の早期発見
6. 心も体も「余裕」を持って
<まとめ>

- 健康についての考え方
- 2025.07.10
暑い夜を快適に過ごすために 〜エアコン・扇風機の上手な使い方〜
暑い夜を快適に過ごすために 〜エアコン・扇風機の上手な使い方〜
暑い日が続いていますね。これからの季節、夜になっても気温が下がらず「熱帯夜」が増えてきます。そんな夜、寝苦しさから睡眠の質が下がってしまい、翌日の疲れが取れにくくなることも。
今回は、暑くて寝苦しい夜に少しでも快適に眠れるよう、エアコンや扇風機の効果的な使い方や注意点、さらには自然な冷却方法についてもご紹介します。
■ 熱帯夜がからだに与える影響
まずは、熱帯夜が体にどのような負担を与えるのかを簡単に見てみましょう。
人間の体は、寝ている間に体温を下げることで深い眠りに入ります。しかし気温が高いままだと体温が下がらず、眠りが浅くなったり、途中で目が覚めやすくなったりします。
また、寝苦しさで寝返りの回数が増え、無意識のうちに寝不足になってしまうことも。特に高齢の方やお子さん、体力の落ちている方は、熱中症のリスクも高くなります。
つまり、「快適に眠ること」=「しっかり体を休めること」は、夏を元気に乗り切るための大切な要素なのです。
■ エアコンの上手な使い方
「冷房は体に悪いからつけない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、最近の猛暑ではエアコンの適切な使用は命を守るためにも大切です。正しく使えば、体に負担をかけず、快適に眠ることができます。
◎ 設定温度は27〜28℃が目安
あまり低い温度に設定すると冷えすぎてしまい、体のだるさや関節の痛み、寝冷えなどを引き起こします。
設定温度は27〜28℃程度、湿度が高い日には除湿(ドライ)モードを活用するのがおすすめです。
◎ 風向きに注意
直接風が体に当たると、皮膚表面の温度が下がりすぎてしまいます。風向きは天井に向けて空気を循環させるようにしましょう。冷気は下にたまりやすいため、風を上に向けて部屋全体を冷やすのが効果的です。
◎ タイマーや「おやすみモード」を活用
夜中ずっと冷房をつけっぱなしにすると、体が冷えすぎてしまう場合もあります。2〜3時間後に切れるタイマーや、徐々に温度が上がる「おやすみモード」を上手に活用して、寝入りばなの快適さを保ちつつ冷えすぎを防ぎましょう。
※タイマーが切れるとすぐに目が覚めるぐらいの熱帯夜が朝まで続く時期は、一晩中28度〜29度ぐらいでエアコンをつけっぱなしにし、寒く感じるようでしたら布団ををかけて寝るようにすると良いでしょう。
■ 扇風機の効果的な使い方
エアコンが苦手な方や、電気代が気になる方には扇風機の活用も有効です。
◎ 首振りモード+壁に向けて使う
扇風機を直接体に当てるのではなく、壁や天井に向けて使うことで空気の流れを作り、体感温度を下げることができます。これにより、体が冷えすぎることなく、自然な涼しさを感じることができます。
◎ エアコンとの併用が効果的
エアコンと扇風機を一緒に使うことで、部屋全体の空気を循環させ、冷房効率がアップします。設定温度を高めにしても十分に涼しさを感じることができ、電気代の節約にもつながります。
◎ 足元を冷やすと寝つきやすい
人は眠るときに手足から熱を逃がして体温を下げるため、足元にそっと風を当てるのも寝つきを良くするポイントです。
■ 自然な冷却方法もプラスして
電化製品に頼りすぎず、昔ながらの知恵も取り入れることで、体にやさしい涼しさを取り戻すことができます。
◎ 冷却グッズの活用
・首元や脇の下に保冷剤をタオルで巻いて当てる
・冷却シートや冷感スプレーを使用する
・冷たいタオルで体を拭いてから寝る
こうした方法は、エアコンが苦手な方や、節電を意識している方にもおすすめです。
◎ 寝具の工夫
通気性の良い麻や綿素材の寝具を選ぶことで、熱がこもりにくくなります。竹シーツや冷感敷きパッドなども、快適な睡眠を助けてくれるアイテムです。
■ まとめ:大切なのは「上手に冷やす」こと
暑くて寝苦しい夏の夜を乗り切るためには、**エアコンや扇風機を「上手に使う」**ことがカギになります。
冷やしすぎず、自然な体温調節ができるよう工夫することで、体にやさしい睡眠環境を整えることができます。
しっかり眠ることは、免疫力や集中力、気分の安定にもつながります。暑さに負けない毎日を送るためにも、ぜひこの夏は「質の高い睡眠」を意識してみてください。
何かご不安な点があれば、どうぞお気軽にご相談ください。あなたの健康な夏のサポートを、心を込めてお手伝いさせていただきます。
- 健康についての考え方
- 2025.07.01
水を飲んでいても熱中症になるのはなぜ?
水を飲んでいても熱中症になるのはなぜ?
〜正しい水分補給と対策で夏を元気に乗り切りましょう〜

暑い季節になると、「熱中症に注意しましょう」「こまめに水分補給を」といった呼びかけをよく耳にします。
実際に、水分を意識してとっている方も多いと思います。
しかし、それでも「ちゃんと水を飲んでいたのに熱中症になってしまった」という声が少なくありません。では、なぜ水を飲んでいても熱中症になるのでしょうか?
まず大切なのは、熱中症は単に「水分が足りない」だけではなく、「体の中の水分と塩分(電解質)のバランスが崩れること」で起こるという点です。
私たちの体は、汗をかくことで体温を調整していますが、その汗と一緒に体内のナトリウムなどのミネラルも失われます。
ここで問題になるのが「水だけを大量に飲む」ことです。水分をとっても、電解質を補っていないと、体液の濃度が薄まり「低ナトリウム血症」という状態になることがあります。
これにより、頭痛、吐き気、めまい、ひどい場合には意識障害を引き起こすこともあるのです。
また、水分補給の「タイミング」も重要です。
多くの方が「のどが渇いたから水を飲む」という行動をとりますが、のどの渇きを感じた時点で、すでに軽度の脱水が始まっていることが多いのです。
理想的なのは、のどが渇く前にこまめに少量ずつ水分をとることです。
特に高齢者や子どもはのどの渇きを感じにくく、自分では水分補給のタイミングをつかみにくいため、まわりの家族や周囲の人が意識して声をかけてあげることも大切です。
さらにもうひとつ見逃せない原因が、「体の中に熱がこもってしまうこと」です。
高温多湿の環境では、汗をかいても蒸発しにくく、体温が下がらないため、体に熱がたまってしまいます。水分をとっていても、熱が逃げなければ、体温調節がうまくできずに熱中症になるリスクが高くなります。
では、水を飲んでいても熱中症にならないためにはどうしたら良いのでしょうか?ここでいくつかポイントをまとめてみましょう。
【熱中症にならないための3つのポイント】
① 電解質(塩分)を含んだ飲み物をとること
水だけでなく、塩分やミネラルを一緒に補えるスポーツドリンクや経口補水液を活用しましょう。
手作りなら「水500ml+塩ひとつまみ+レモン果汁少々」などもおすすめです。
ただし、市販のドリンクは糖分が多いものもあるので、半分ぐらい水で薄めて飲むようにしましょう。
② 環境を整えること
通気性の良い服を選んだり、冷房や扇風機を使って室内を涼しく保ちましょう。
湿度が高い日は特に危険なので、除湿機の活用や、無理な外出を控えることも重要です。
熱中症は「我慢しすぎる人」にも多く見られますので、こまめに休憩をとる意識も大切です。
③ 日々の体調管理をすること
睡眠不足や疲労がたまっていると、体の調節機能が落ちて、暑さに弱くなります。
十分な睡眠、栄養、適度な運動など、日々の健康管理が実は一番の熱中症対策になります。
熱中症は、誰でもかかる可能性がありますが、正しい知識と対策をもつことで、防ぐことができます。
「水を飲んでいるから大丈夫」と油断せず、水分と塩分のバランス・こまめな補給・環境の工夫を意識して、今年の夏を元気に乗り切っていきましょう。
- 健康についての考え方
- 2025.05.13
小麦粉の入った食品は食べないほうが良いのか?
小麦粉の入った食品は食べないほうが良いのか?
米価格の高騰でパンや麺類など小麦食品を普段より多く食べている人も多いと思います。
そんな中
「最近、パンを食べるとお腹が張る気がする」
「うどん食べた後、異様に眠くなる」
「パスタやピザを食べた体がだるくなる」
という声をよく聞くことがあります。
テレビやインターネットでも、「グルテンフリー」や「よしりんの4毒抜き」など「小麦を控える健康法」が注目されていますが、
果たして小麦粉を避けた方が本当に健康に良いのでしょうか?
今回は、小麦粉食品との付き合い方について、わかりやすく解説していきます。
◯小麦粉には何が含まれている?
小麦粉の主な成分は炭水化物(でんぷん)ですが、そこに含まれる「グルテン」というたんぱく質が、よく話題になります。
グルテンは、パンのモチモチ、ふわふわした食感や、麺のコシを作る働きがあります。
ところがこのグルテン、人によっては体に合わないことがあり、次のような不調の原因になることもあります。
◯小麦で起こる3つのトラブル
① セリアック病(自己免疫性の疾患)
この場合は完全に小麦を避ける必要があります。
② 小麦アレルギー
アレルギー体質の方に多く見られ、食後にじんましんや下痢、喉のかゆみ、ひどい場合はアナフィラキシーを起こすことも。
血液検査でアレルゲンを調べることで診断されます。
治りにくい皮膚のかゆみなども小麦アレルギーが原因の場合もあります。
③ グルテン不耐症(グルテン過敏症)
アレルギーでもセリアック病でもないのに、小麦を食べるとお腹が張ったり、疲れやすくなったりする人がいます。
これは最近注目されている「グルテン不耐症」と呼ばれる状態です。
◯小麦の摂りすぎで起きやすい不調とは?
グルテンによる影響だけでなく、小麦粉食品の摂りすぎには他にもいくつかの問題があります
•血糖値が急激に上がる(高GI食品)
パンやうどん、白い小麦粉は精製度が高く、食後に血糖値が急上昇し血糖値スパイクが起こりやすくなります。
それにより、血糖値が乱高下すると、血管には大きな負担がかかります。これが日々繰り返されることで動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞を発症するリスクが高くなります。
血糖値スパイクが食後に眠気やだるさが出たり、太りやすくなる原因にもなりなります。
•腸内環境の乱れ
グルテンは腸の粘膜を刺激し、腸のバリア機能(リーキーガット)を弱めてしまうことがあります。
それにより腸内から本来は体内に入ってはいけない物質(最近や毒素など)が血中に漏れ出してしまい、全身に影響を及ぼす状態を指します。
結果的に、アレルギー症状や慢性的な疲労感、肌荒れなどにつながる場合も。
•中毒性がある
グルテンには脳の報酬系を刺激する性質があり、「食べるとやめられない」「また食べたくなる」といった感覚を持つ人も。
実際にパンやラーメン、クッキーなどを「つい食べすぎてしまう」方は少なくありません。
◯小麦粉を完全にやめるべき?
結論から言うと、必ずしも全員が小麦を避ける必要はありません。
ただし、「毎日パンや麺ばかり食べている」「調子が悪いのに原因がわからない」という方は、一度小麦を減らしてみるのもひとつの方法です。
完全にやめるのではなく、「減らす」「週に数日だけグルテンフリーを意識する」といった取り組みでも、体調が良くなることがあります。
「4毒抜き」のように極端に制限をしてしまうと、それによって食事制限によるストレスが多くなり、精神的にうつ状態になって日常生活に影響がでたり、せき止められた水が開放されるように、逆に余計に食べたくなり食べすぎてという場合もありますので注意が必要です。
◯こんな症状がある方は、一度見直しを
•小麦食品を摂るとお腹が張ったり胸焼けがしたりしてしんどくなる
•朝ごはんにパンを食べると眠くなる
•皮膚科で診てもらっても肌荒れや皮膚の痒みがなかなか治らない
•慢性的に疲れている
•原因不明の頭痛や集中力の低下がある
これらの症状が続く場合、小麦との関係を疑ってみる価値はありますので減らしてみたり、完全にやめてみるのもよいと思います。
◯小麦の代わりになる食材は?
最近は「米粉」や「そば粉」、また「オートミール」「玄米粉」「大豆粉」などを使った製品も増えています。
グルテンフリーパンやパスタ(zenbパスタ)なども手に入りやすくなってきました。
ごはん中心の和食に戻すだけでも、腸や体調に良い影響を感じる方が多いです。
最後に:小麦は悪ではない。でも、体と相談を。
◯小麦そのものが悪いわけではありません。
ただ、現代の食生活では、小麦粉や添加物を多く使った加工食品に偏りがちになっています。
「小麦を控える」という選択は、ただの流行ではなく、自分の体を見直すひとつのきっかけになります。
「ちょっと最近調子が悪いな」「なんだか体が重いな」と感じる方は、一度、小麦との付き合い方を見直してみませんか?
当院では、食事や体質、体のバランスの見直しも含めたトータルケアを行っております。
気になる方は、お気軽にご相談くださいね。
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あなたも
「はやく本来の自分をとりもどしたい」
「自分のやりたいことをおもいっきりやりたい」
「家族や職場の人に迷惑をかけたくない」
「根本的な原因から治したい」
とお考えではないでしょうか?
そんなあなたのお気持ちにしっかりと寄り添い
こころとからだのバランスを整え
根本治癒に導く施術を行っております
完全予約制 自費整体治療専門
齋藤鍼灸整骨院
電話 072ー743ー2232
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休診日 水曜日、木曜日、日曜日、祝日
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