- 日常生活のからだの使い方
- 2025.03.28
転倒の原因と対策について 〜高齢者の安全を守るために〜
最近高齢の方で転倒による怪我が増えております。
今日は転倒の原因と対策についてお伝えしようと思います。
転倒の原因と対策について 〜高齢者の安全を守るために〜
高齢になると、転倒しやすくなる方が多くなります。転倒は、骨折や頭部外傷の原因となり、その後の生活に大きな影響を及ぼすこともあります。特に、大腿骨や背骨の骨折は寝たきりにつながる可能性があるため、注意が必要です。
今回は、転倒の主な原因と対策について詳しくご紹介します。
転倒の主な原因
1. 筋力やバランス能力の低下
加齢により足腰の筋力が衰え、バランスを取ることが難しくなります。特に、太ももやふくらはぎの筋肉が弱ると、踏ん張る力が低下し、つまずきやすくなります。
2. 視力の低下
白内障などで視力が低下してくると、段差や障害物を見落としやすくなり、転倒のリスクが高まります。特に暗い場所では足元が見えにくくなるため、注意が必要です。
3. 関節の柔軟性の低下
年齢とともに関節が硬くなり、スムーズに足を上げることが難しくなります。そのため、ちょっとした段差でもつまずきやすくなります。
4. 持病や薬の影響
高血圧や糖尿病、パーキンソン病などの病気により、めまいやふらつきが起こることがあります。また、一部の薬(降圧剤や睡眠薬など)には、副作用としてふらつきが出ることがあるため注意が必要です。
5. 環境要因
自宅内の段差や滑りやすい床、コード類の放置、敷物のめくれなども転倒の原因になります。特に夜間、暗い廊下や階段でつまずくケースが多いです。
転倒を防ぐための対策
1. 筋力を維持する
毎日の軽い運動が、転倒防止に役立ちます。スクワットやつま先立ち運動、ウォーキングなどを取り入れて、足腰の筋力を維持しましょう。
おすすめは片足立ち運動です。
やり方は何か支えを持って片足で30秒から1分間立った状態を維持する。
これを各間に1分の休憩をして3回行う。(1分片足立ち→1分休憩→1分片足立ち→1分休憩→1分片足立ち)
2. 視力のチェックを定期的に行う
定期的に眼科で検査を受け、必要に応じて適切なメガネを使用しましょう。
高齢者の方の場合、転倒して顔を打撲する方も多くみられますので、転倒した際、壊れて怪我しにくいような素材のメガネを選ぶのがよいでしょう。
白内障がある方は定期的に診察を受け、進行している場合は早めに手術を受けるようにしましょう。
3. 関節を柔らかくするストレッチを行う
簡単なストレッチを毎日続けることで、関節の動きをスムーズに保ち、つまずきにくくなります。
特にふくらはぎの筋肉や足首の関節が硬くなると、つま先が上がりにくくなりつまずきやすくなりますので、ふくらはぎを伸ばすストレッチをするようしましょう。
ふくらはぎのストレッチはアキレス腱を伸ばす方法と同じで片足を前に出して少し膝を曲げ、はずみをつけずじわっと15秒ぐらい伸ばすようにしましょう。
4. 薬の影響を確認する
服用している薬がふらつきの原因になっていないか、かかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。
5.クッション材の入った生地の服や帽子を着用する
転倒した時に起こる怪我の防止のために、クッション材の入った厚手の上着を着るようにしたり、クッション素材の入った帽子をかぶるようにする。
6. 自宅の環境を見直す
①段差のある場所には手すりを設置する。
② 廊下や階段は明るく照らし、夜間の移動には足元灯を活用する。
③滑りやすい床には滑り止めマットを敷く。
④敷物はしっかり固定し、コード類はまとめて足元に置かない。
⑤特にビニール袋や広告で滑って転倒することも多いので、足元に何か落ちていたらすぐに拾うようにする。
まとめ
転倒は高齢者の生活の質を大きく左右する問題ですが、日常の工夫や対策によって大きく防ぐことができます。特に筋力の維持や住環境の見直しは、転倒予防において重要なポイントです。ご自身やご家族の安全のために、できることから始めてみましょう。
「柔道整復師 鍼灸師 齋藤 守 監修」
当院でも、転倒予防のためのストレッチや体のケアについてご相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
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あなたも
「はやく本来の自分をとりもどしたい」
「自分のやりたいことをおもいっきりやりたい」
「家族や職場の人に迷惑をかけたくない」
「根本的な原因から治したい」
とお考えではないでしょうか?
そんなあなたのお気持ちにしっかりと寄り添い
こころとからだのバランスを整え
根本治癒に導く施術を行っております
完全予約制 自費整体治療専門
齋藤鍼灸整骨院
電話 072ー743ー2232
受付時間 9:00〜13:00
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#転倒予防
- 日常生活のからだの使い方
- 2025.03.10
「ギックリ背中の原因とその対策」
みなさんおはようございます(^^)/
いつもお読みいただきありがとうございます
兵庫県川西市にあります「姿勢とからだの使い方の専門家 齋藤鍼灸整骨院」 院長の齋藤 守です
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日3月10日(月)のご予約状況です
本日のご予約もいっぱいになりました
ご予約の変更などで当日に空きがでる場合もございます。
当日の施術を希望される方はLINEまたはお電話にてお問い合わせください。
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当院に来られている多くの患者さんが
「自分のからだの使い方がすごく偏っていたことに気づいた」
そして
「教えられた姿勢のポイント意識するだけですごく楽に生活できるようになった」
と教えてくれます
そんな気づきの輪が広がっています
いつも沢山のご縁をいただき感謝しております
*************************
今日の言葉は
”痛みなくして得るものなし”
〜ウィリアム・ペン〜
◇
楽な道ばかりを選んでいては
大きな成果は得られません
困難や挫折を乗り越えることで
人は強くなり価値のあるものを手にすることができるということですね
◇
今日もあなたにとって素敵な一日になりますように(^^)/
*************************
◇
寒暖の差が激しいこの時期ギックリ腰やギックリ背中になる方が増えています
今回は「ギックリ背中の原因とその対策」について詳しく解説します。
ギックリ背中の原因とその対策
あなたは「ギックリ背中」という言葉を聞いたことがありますか?ギックリ腰ほど有名ではありませんが、突然の強い背中の痛みに襲われる症状です。
日常生活の何気ない動作で発症しやすく、痛みが数日から一週間ほど続くこともあります。
1)ギックリ背中の原因
ギックリ背中は、主に背中の筋肉や筋膜が急激に損傷を受けることで起こります。その原因には以下のようなものがあります。
①急な動作や無理な姿勢
急な動作や無理な姿勢例えば、急に振り向いたり、無理な姿勢で物を持ち上げたりすることで、筋肉が強く引き伸ばされ、損傷を受けることがあります。
②筋肉の疲労や柔軟性の低下
筋肉の疲労や柔軟性の低下長時間同じ姿勢を続けたり、運動不足が続くと、背中の筋肉が硬くなり、ちょっとした動作でも痛めやすくなります。
③冷えや血行不良
冷えや血行不良冷房の効いた部屋で長時間過ごしたり、寒い季節に筋肉が冷えることで血行が悪くなり、筋肉が固まりやすくなります。
④ストレスや自律神経の乱れ
ストレスや自律神経の乱れ精神的なストレスが続くと、無意識に背中の筋肉が緊張し、負担がかかります。その結果、突然の痛みとして現れることがあります。
2)ギックリ背中の対策
ギックリ背中を防ぐためには、日頃からのケアが重要です。次のような対策を意識しましょう。
①適度なストレッチと運動
適度なストレッチと運動背中の柔軟性を保つために、肩甲骨周りや背中のストレッチを習慣にしましょう。また、ウォーキングや軽い筋トレも効果的です。
普段動かしていないところは、自然と固くなって来る場合もあります。ラジオ体操などで日頃から全身いろいろなところを動かすようにしましょう。
②正しい姿勢を意識する
正しい姿勢を意識するデスクワークや長時間の運転など、同じ姿勢が続く場合は、こまめに姿勢を変えたり、ストレッチを挟むようにしましょう。
猫背になっていたり骨盤が後ろに傾き過ぎていても、背中の緊張が強くなります。姿勢を意識するとともに、20分に一度は動くようにしましょう。
③負担のない動きを意識する
物を持ち上げる時、無理な姿勢で持ち上げず、一番楽な位置にからだを移動してから、からだ全体を使って持ち上げるようにしましょう。
手先だけで持ち上げようとするとギックリ背中になる場合があります。
④体を冷やさないようにする
寒暖の差が大きくなる春先は、朝と昼、夕方の気温の差が大きくなりますので、服装に気をつけましょう。
燃料光熱費が気になる方も多いかもしれませんが、それで体調を崩しのもよくありません。寒い時期はしっかりと暖房を入れるようにしましょう。
⑤ストレス管理を心がける
ストレス管理を心がけるヨガや深呼吸、趣味の時間を持つことで、心身の緊張を和らげることができます。リラックスする時間を意識的に作りましょう。
ストレスが多い方は自分で背中が張ってきているということに気づかない方も多いので、リラックスして自分のからだに意識を向けることも大切です。
※今まさにぎっくり背中になって困っている方へ
1)程度によって様々ですが、ちょっと動くだけでつらい場合は、まず安静にし深呼吸しましょう。
ゆっくり深呼吸しているだけでも緊張が和らいで、少し楽に動けるようになってくる場合があります。
2)痛くない範囲でストレッチをしてみましょう。痛みのある周りの筋肉(例えば肩周り)のストレッチをしてみましょう。
もし、痛い部分に手が届くようでしたら、その部分を手で押さえながらストレッチをしてみましょう。
これをするだけでも随分動きやすくなると思います。
注意:背中の痛みが強い時、痛い部分にカイロを貼って温めたりしないようにしましょう。炎症が強くなり余計に痛みが取れにくくなる場合があります。
お風呂に入って全身を温めるのは大丈夫ですが、その部分だけシャワーで温めることもやめましょう。
3)まとめ
ギックリ背中は突然の強い痛みを伴うため、できるだけ予防を心がけることが大切です。日頃のストレッチや姿勢の改善、冷え対策をしっかり行い、背中の健康を守りましょう。
もし痛みがひどい場合は、無理をせずお気軽にご相談ください。
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「根本的な原因から治したい」
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- 日常生活のからだの使い方
- 2025.03.07
咳がなかなか止まらないときの原因と対処法
みなさんおはようございます(^^)/
いつもお読みいただきありがとうございます
兵庫県川西市にあります「姿勢とからだの使い方の専門家 齋藤鍼灸整骨院」 院長の齋藤 守です
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本日3月7日(金)のご予約状況です
本日のご予約もいっぱいになりました
ご予約の変更などで当日に空きがでる場合もございます。
当日の施術を希望される方はLINEまたはお電話にてお問い合わせください。
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当院に来られている多くの患者さんが
「自分のからだの使い方がすごく偏っていたことに気づいた」
そして
「教えられた姿勢のポイント意識するだけですごく楽に生活できるようになった」
と教えてくれます
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いつも沢山のご縁をいただき感謝しております
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今日の言葉は
”朝一番にすることは、夜通し溜め込んだ悲しみや痛みを呼吸とともに吐き出すこと。”
〜オノ・ヨーコ〜
◇
夜の間に溜まったネガティブな感情を
深い呼吸とともに吐き出すことで
心と体をリセットし
清々しい気持ちで一日をスタートできるということですね
◇
今日もあなたにとって素敵な一日になりますように(^^)/
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最近
「風邪は治ったのに咳だけが続いている…」「夜になると咳が止まらなくて眠れない…」
「咳が続くせいで肩や首、背中まで痛い」
こんなお悩みを抱えている患者さんがふえております
咳は体が異物を排出しようとする生理的な反応ですが
長引くと日常生活にも影響がでてきてつらいものです。
今回は、「咳がなかなか止まらないときの原因と対処法」について解説します
1)咳が長引く主な原因
①風邪やウイルス感染の影響
風邪やインフルエンザの後、気道が敏感になり、刺激を受けると咳が続くことがあります。これは「感染後咳嗽(かんせんごがいそう)」と呼ばれ、数週間続くこともあります。
②乾燥やホコリによる刺激
乾燥した空気やホコリ、タバコの煙が気道を刺激し、咳が続くことがあります。特に冬場は湿度が低くなりやすいため注意が必要です。
③アレルギーや喘息
アレルギー体質の方は、ハウスダストや花粉によって咳が出やすくなります。また、喘息の場合は、ゼーゼーしたり、夜間に咳がひどくなる特徴があります。
④逆流性食道炎
胃酸が食道に逆流すると、喉を刺激し、慢性的な咳の原因になることがあります。特に食後や横になったときに咳が出やすい場合は、この可能性が考えられます。
⑤ストレスや自律神経の乱れ
ストレスによって気道が過敏になり、咳が出ることもあります。リラックスできる環境を整えることが大切です。
本来、自律神経が気道を広げたり、狭くしたりするものですが、そのバランスが崩れ気道がうまく調整できなくなっている場合もあります。
2)咳を和らげる対処法
①加湿をする
部屋の湿度を50〜60%に保つことで、喉の乾燥を防ぎ、咳を和らげることができます。加湿器を使うほか、濡れたタオルを干すのも効果的です。
②水分をこまめに摂る
温かい飲み物(白湯やハーブティー、はちみつ入りの紅茶など)を飲むことで、喉を潤し、刺激を和らげます。
③のど飴やはちみつを活用する
のど飴やはちみつは喉の粘膜を保護し、咳を鎮める効果が期待できます。特に、はちみつは天然の抗菌作用があるため、夜寝る前にスプーン1杯ほど舐めるのもおすすめです。
④刺激物を避ける
タバコやアルコール、辛い食べ物は気道を刺激し、咳を悪化させることがあります。なるべく控えましょう。
⑤リラックスして深呼吸をする
ストレスが原因で咳が続くこともあるため、リラックスできる時間を作りましょう。深呼吸をすることで自律神経が整い、咳が和らぐことがあります。
⑥寝るときの工夫をする
枕を少し高めにすると、胃酸の逆流や気道の圧迫を防ぎ、夜間の咳を軽減できます。
⑦呼吸に関係する胸郭、肩甲骨、肋骨周りの筋肉のストレッチを行う
座った状態でタオルの両端を持って、膝の上からゆっくり息を吸いながらと挙げられる高さまで両手を上げていきます。
ゆっくりと息を吐きながら両手を膝の上まで下ろしていきます。これを5回ぐらい行います
3)こんな場合は病院へ
咳が長引く場合、自己判断せずに医師に相談することが大切です。特に、以下のような症状がある場合は、早めに受診しましょう。
①3週間以上咳が続く
②息苦しさやゼーゼーとした呼吸がある
③痰に血が混じる
④高熱や体のだるさが続く
4)まとめ
咳がなかなか止まらないときは、原因を見極め、適切な対処をすることが大切です。加湿や水分補給、のどのケアを意識しながら、無理をせず休養をとりましょう。
もし咳や息苦しさが長引く場合は、早めに医師の診察を受けることをおすすめします。
「柔道整復師 鍼灸師 齋藤 守 監修」
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- 日常生活のからだの使い方
- 2025.03.03
「関節を動かすと音が鳴るのですが大丈夫ですか?」
みなさんおはようございます(^^)/
いつもお読みいただきありがとうございます
兵庫県川西市にあります「姿勢とからだの使い方の専門家 齋藤鍼灸整骨院」 院長の齋藤 守です
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本日3月3日(月)のご予約状況です
本日は午後4時に空きがございます。
ご予約の変更などで他の時間に空きがでる場合もございます。
当日の施術を希望される方はLINEまたはお電話にてお問い合わせください。
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当院に来られている多くの患者さんが
「自分のからだが部分的にうまく動いていないことに気づいた」
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今日の言葉は
”まず先にイメージがあって、身体(からだ)の動きがそれを追うんだ。 ”
〜「ワールドトリガー」〜
◇
イメージせずに動こうとすると
からだが準備できておらず
痛めてしまうこともある
どんな動きをする時も
まずイメージをしてから動くようにすると
無理なく動くことができる
ちょっとした動きででも
自分のからだに対してもそのような心配りが大切ですね
◇
今日もあなたにとって素敵な一日になりますように(^^)/
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◇
患者さんから
「関節を動かすと音が鳴るのですが大丈夫ですか?」
という質問をよく受けます
今日はそのような症状でご不安な方のために解説したいと思います
「関節を動かすと音が鳴るのですが大丈夫ですか?」
「膝を曲げるとポキッと鳴る」「肩を回すとゴリゴリ音が鳴る」「指や手首を動かすとパキパキする」「首を回すとギシギシ音が鳴る」こんな経験はありませんか?
関節を動かしたときに鳴る音は、多くの場合心配のない現象です。しかし、音の種類や頻度によっては注意が必要な場合もあります。
どうして関節が鳴るの?
①関節の音の主な原因は次の4つです。
1)気泡が弾ける音関節の中には滑液(かつえき)という潤滑油のような液体があり、動かすことで気泡が発生し、それが弾けると「ポキッ」と音が鳴ります。これは正常な現象で、痛みがなければ問題ありません。
2)筋や腱が骨に引っかかる音関節周りの筋や腱が骨の出っ張りに引っかかり、それが外れるときに「コツッ」と音が鳴ることがあります。これもよくある現象で、特にストレッチ不足や運動不足の人に起こりやすいです。
3)関節周りの筋肉の損傷や緊張により関節の正しい動きができていなかったり、無理な力がかかったりすると、本来力がかからない部分がこすれたり引っかかったりして炎症が起こり「ギシギシ」「ミシミシ」といった音がすることがあります。これには注意が必要です。
4)悪い姿勢やからだの使い方、アライメントが崩れていて関節に無理な力がかかっている時も関節に音がなる場合があります。
②こんな場合は要注意です!
1)音が鳴ると同時に痛みがでて、その関節の周りに腫れがある
2)関節が引っかかる感じがして、動きにも制限がある
3)もともと鳴っていたけど、以前より音が大きくなってきて痛みも感じる
このような症状がある場合、関節の炎症や関節周囲の筋肉のバランスの異常が考えられますのでお早めにご相談ください。
※若い頃から音が鳴っていた場合や、動かして音が鳴るけれど痛みや違和感のない場合は心配は要りませんが、無理に鳴らすことをしないようにしましょう。
③関節の健康を守るために
関節の音が気になる方は、次のポイントを気を付けて意識してみましょう。
1)普段から全身いろんな関節や筋肉を動かす運動をするようにする(ラジオ体操、ピラティス、水泳などからだのいろいろな部分を動かすことをこころがける)
2)長時間同じ姿勢を避ける(良い姿勢を心がける)
3)関節に負担をかけすぎない(無理な動作や過度な負荷を控える)
4)バランスの良いからだの使い方をする(片側にばかり体重がかからないようにうする)
5)急に負荷のかかる運動をはじめない。(運動をするときの負荷は軽めから)
6)重心を近づけてものを持つようにうする(重心から離れてものを持ったりすると関節や筋肉を痛める原因になります)
④まとめ
関節が鳴ること自体はよくある現象で、痛みがなければ大きな問題はありません。ただし、痛みや違和感がある場合は、放置せずに早めに専門家に相談することが大切です。
「柔道整復師 鍼灸師 齋藤 守 監修」
当院では「通院はまだ考え中だけど、少し相談したいという方」のLINEでのご相談も承っております。
「これって大丈夫?」と気になる方は、お気軽に当院にご相談ください!
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- 日常生活のからだの使い方
- 健康なからだは食事から
- 2022.07.15
”力を入れることに重点を置かずに、力を働かすことに重点を置く。 ”


- 肩こり
- 日常生活のからだの使い方
- 2019.03.01
あなたも「首がギシギシ鳴る」ということでお困りではないですか?
川西市大和団地の自費治療院「齋藤鍼灸整骨院」院長の齋藤 守です
あなたも首を動かすと痛みがでるだけなく、首がギシギシ鳴るということが気になってしかたがないということはありませんか?
この「首がギシギシ鳴る」という状態は、ずっと肩こりや首こりが治らず、いつも自分で肩や首を揉んだり、叩いたりしているという方に多く見られます
肩こりがつらいので頻繁にマッサージに行ったり、よく家族に揉んでもらっていたりしているというあなたもそのようなことはありませんか?
肩がこって首が痛いだけでなく、動かすとギシギシ鳴ったりしたらすごく気になって辛いですよね。
今日はこのような「首がギシギシ鳴る」という症状でお困りの方のために、原因と対策についてお伝えしようと思います。
本来、一般的に首を動かしてもギシギシ音が鳴るということはありませし、何か首を動かした時の違和感などを感じることはありません
ではいったい何が原因で首がギシギシと鳴るのでしょうか?
「首がギシギシ鳴る」原因は次の3つの事が考えられます。
1)首を支えている筋肉の緊張のバランスが崩れている
2)姿勢が悪いせいで頚椎のカーブがなくなっている
3)首の骨の位置がずれている
ではもう少し詳しく原因を見ていきましょう
1)首を支えている筋肉の緊張のバランスが崩れている
首の関節は5kgぐらいの重さの頭を重力に対して支えるために様々の方向から筋肉や靭帯の適度な緊張で支えられております。
それよって正常な関節の動きができ、首が正しく自由に動けるようになっております。
もし、この筋肉が部分的に筋肉が硬くなりすぎたりして筋肉の緊張のバランス(筋肉の張り具合)が崩れると
正常な関節の動きができなくなります。
このようになると正常な関節の動きでない動きで無理やり動かそうとするので
本来当たらない靭帯や筋肉が骨に接触したりすることによって首の関節がギシギシと鳴ることがあります。
例えていうのなら、ヨットの帆を支えているロープの張りが強すぎていて動かしたい方向に動かせなくない状態なのに
むりやり動かしてしまい、帆を支えているポールの可動部分がギシギシと鳴るような状態です。
2)姿勢が悪くなって頚椎のカーブ(アライメント)が崩れてしまっている場合
頚椎(首の骨)の正しい並びは横から見ると前に凸のカーブを描いております。
姿勢が悪くなると背骨全体的な正しい湾曲(生理的湾曲)が乱れて、このカーブが少なくなったり
カーブ自体がなくなってストレートネックという状態になってしまう場合もあります。
そのようになると、首の骨と骨の関節の面が正しい位置からずれてしまい、関節の動きも無理な動きになってしまいます。
それが原因で首を回すとギシギシ音がなる原因となる場合があります。
3)首の骨の位置が少しずれている場合
頚椎(首の骨)がずれている場合、頚椎は7つの骨から成り立っており、本来、後ろの出っ張り部分は後ろから見るとある程度きれいにまっすぐと並んでいます。
しかし、首の関節には動きにある程度余裕があるため、からだの偏った使い方によって
正しい並び方からずれてしまう場合があります。
それでも首は頭を支えることができるのですが、関節の動く面がずれてしまうと
本来の関節の動きでない状態になってしまいます。
そのような状態になることによって、正常な動きでは擦れない部分の靭帯や筋肉が擦れたりして
首がギシギシ鳴ることがあります。
ではこのようなことにならないために、どのようなことに気をつけると良いかを次に見ていきましょう
これらの原因は日常生活のからだの使い方が問題で起こってきます。
1)と2)は姿勢が原因で起こってきます
姿勢が悪くなると、猫背になったりし、首が前に傾き頭が肩より少し前の位置によってしまう状態になってしまいます。
このようになると頭の重さが重力に引っ張られ一気に首を支える筋肉に負担がかかってしまいます。
その状態が続くと首をうしろで支えている筋肉に疲労が蓄積し、だんだん硬くなっていきます。
それが肩こりや首のこり、背中のハリ感などの症状として現れます。
そして、その部分が固くなりすぎると、前後左右を支える筋肉の緊張がくずれ
首の関節に無理な力が加わり首がギシギシと鳴るようになります。
それだけでなく、悪い姿勢を続けると、頚椎の正しい前側凸の湾曲もなくなり
いわゆるストレートネックという状態になってしまいます。
頚椎の湾曲がなくなると頚椎の正しい関節の動きができなくなり
無理な力が関節にかかり、首がギシギシなるようになります。
3)は日常生活のからだの使い方で起こるようになります
例えば、毎日お仕事で使っているパソコンのモニターが正面より左にある。
いつも家でテレビを見る時にテレビの位置が右の方にあるので、いつも右に顔を向けてテレビを見ている。
夫婦ふたりで食事をする時に毎日隣同士に座って、食事をするので会話をする時、同じ方に顔を向けて話すことが多いなどです。
このような偏ったからだの使い方をしていると、頚椎の並びがずれてしまったりすることがあり
これが首がギシギシなる原因になる事があります。
このような状態は首がギシギシなるだけでなく、首こり、肩こりの原因にもなりますので注意しましょう。
ではこのようなことにならないようために、今からすぐにできることをお伝えします
1)姿勢に気をつける
姿勢に気をつけるというと背中だけ伸ばして良い姿勢と思っている方が多くいらっしゃいますが
背中を伸ばしただけでは良い姿勢とはなりません。
それはどうしてかといいますと、建物の土台である骨盤が傾いているからです。
背中が丸くなり、首が前かがみなる人の多くは、骨盤が後ろに傾いております。
骨盤が後ろに傾くと背中の湾曲が強くなり、猫背になるだけでなく、首も前かがみになり、
これが続くと頚椎のならびが真っ直ぐになるストレートネックという状態になります。
では土台である骨盤をどうしていけば良いのかというと、骨盤をまっすぐ立てるようにするということです。
骨盤は後ろに傾きすぎても前に傾きすぎても良くありません。
骨盤を真っ直ぐに立てるということを意識することによって、自然と姿勢は良くなってきますので
背中を伸ばすということの前に骨盤を立てるようにしてください。
2)机やテーブルに座っている時に片肘をついて、顎をささえたりしないようにする
テレビを見る時、本を読む時、スマホを使う時、片肘をたてて顎をささえていませんか?
片肘をつくと首の正しい筋肉の使い方ではなくなり、緊張のバランスが崩れたり、首のほねがゆがむ原因になります。
3)スマホを長時間使わないようにする
長時間スマホを使っていると、首の関節に負荷がかかり続け首の緊張が強くなったり、ストレートネックになったりします。
4)テレビの位置やパソコンのモニターの位置を見直してみる。できるだけ正面に座るようにする
いつも偏って同じ方向にむいていることをしていませんか?このようなことを続けていると首の骨の並びが悪くなって動きが悪くなることがあります。
5)毎日二人で食事をする場合は横ではなく、お互いの正面に座るようにしましょう
まとめ
首がギシギシ鳴る原因は首の筋肉のバランスの異常と首の骨の位置やアライメントが悪くなることです。
それを改善するにはまず「姿勢をよくし首に負担をかけない」ということです。
そのために気をつけること
1)背中を伸ばす前に骨盤を立てるようにする
2)片肘をつかない
3)スマホを長時間使わない
4)テレビやパソコンのモニターの位置をできるだけ正面にする
5)毎日二人で食事をする場合は横ではなく、お互いの正面に座るようにする
「首がギシギシ鳴って」なかなか改善されずお困りの方は、まずこれらのことを試してみましょう。
「柔道整復師、鍼灸師 齋藤 守 監修」
これらを試してもなかなか「首がギシギシ鳴る」という状態が治まらず、長期間に渡って頻繁に起こるようであれば、からだのバランス、重心の問題などが関係している場合があります。
そのような場合は当院にご相談ください。
鍼灸と整体でからだのバランスを改善し根本治癒に導く
完全予約制 自費専門院 齋藤鍼灸整骨院
予約電話番号:072-743-2232
までご連絡下さい。 「こんな症状でも、診てもらえるの?」というお問い合わせでも結構です。
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初診料 2000円 施術料 7000円 初回合計9000円 ※2回目以降は一律7000円となります。(はり、きゅう、テーピング等の料金を含む)
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◯学生割引があります。 詳しくは料金のページをご覧下さい。 治療費のページ http://saito-hutaba.com/price ◯当日予約の場合、ご希望の時間に予約をお取りになるのは難しいと思われます。 ご希望の時間にご予約をお取りになりたい場合は、なるべく早いうちのご予約をされた方が確実かと思います。
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- 自律神経の障害
- 日常生活のからだの使い方
- むくみ
- 2018.07.06
あなたも足がむくみませんか?簡単なむくみの対処法
川西市のからだのバランスを改善し根本治癒に導く齋藤鍼灸整骨院の齋藤です
毎日蒸し暑い日が続いていますね。
こんな日は一日中クーラーのかかった部屋にいる方も多いのではないでしょうか?
冷房の効いた部屋で長時間デスクワークをしていたり、じっとしたりすると足がむくんで来たという方も多いと思います。
今日来られた60代の女性の患者さんも「足がむくんでだるさも辛いのでなんとかしたい」とおっしゃっていました。
足を診るとくっきりと靴下の跡がついており、すねの内側の部分を押すとしっかりと指の形がついて、なかなか戻りが悪い状態になっていました。
内科を受診してもよくわからず、利尿剤をもらって飲んでいるけれどあまり変わらないとのことです。
今日はこの時期に多く見られる「足のむくみ」についてお伝えしていきたいと思います
この記事を読んでいただくと、なかなか取れにくかったあなたのむくみを解消するヒントになりますので、是非最後までご覧ください。
まずはじめにむくみのあるあなたに知っていただきたいことは「むくみの原因は筋肉にある」ということです
なぜそのようなことが言えるかといいますと、今まで多くのむくみの患者さんを診てきて、内科的な問題がないのになかなかむくみが取れない患者さんに共通するからだの特徴が診られたからです。
目次
むくみを早く改善するために押さえておきたいポイントは次の3つです
1)むくみの原因と種類は?
2)危険なむくみとは?
3)むくみを解消するには?
ではひとつずつ見ていきましょう。
1)むくみの原因とは?
血液は動脈により全身に運ばれます。
全身の隅々まで運ばれた血液は毛細血管から染み出し細胞間質液となります。
その細胞間質液に血漿成分以外の、酸素、栄養、ホルモンなどが含まれておりそれが細胞膜を通じて細胞内に取り込まれさまざまな代謝に使われます。
細胞で使われた後の代謝生産物、二酸化炭素、電解質などは老廃物として、一部(10〜20%)がリンパ管を通り排出され、その他の間質液はもう一度毛細血管に吸収され静脈を通り心臓に戻っていきます。
その細胞間質液の流れが悪くなると「むくみ」となります。
その流れが悪くなる原因は次の3つです。
①1つ目の原因は運動量の低下や筋肉の減少です
立ちっぱなし、座りっぱなしなどじっとしている時間が長くなると、からだ中の血液は重力に引っ張られ、下半身に滞りやすくなります。
心臓のポンプ作用だけでは下に下がった血液を上まで引き上げるのに限界が生じてきます。
床に水を入れたコップを置いて、そこに細長いチューブを挿し口で吸い上げる事を想像してみてください、実際やってみるとよくわかりますが、なかなか簡単に吸い上げられるものではありません。
このように心臓のポンプ作用では引き上げられない血液を心臓の方まで運ぶ事を手伝うためにふくらはぎや太ももの筋肉が働いています。
ふくらはぎの筋肉が収縮するとその筋肉の隙間にある血管がぎゅっと押されて血液を上に押し上げるのを助ける働きがあります。
心臓に変える静脈には逆流を防止する弁がありますので、押し上げられた血液は下に下がらず、また後から押し上げられた血液にのよってどんどん上に運ばれるようになります。
このような働きはあるためにふくらはぎは「第2の心臓」とも呼ばれております。
じっとしていることが多い方、筋肉が少なくなっている方はこの働きが弱まり、血液が下半身の足の部分に滞ってしまい、血液が滞ることによって細胞間質液の量も増え、流れが悪くなりむくみが発生してしまいます。
②2つ目の原因はクーラーによる下半身の冷えです
暑くなるとクーラーをかけている部屋に長時間座っている方も多いと思います。
このように長時間クーラーの中でじっとしていると、冷えによって筋肉も硬くなります。
筋肉が硬くなることによって、血液やリンパ液が滞り、細胞間質液の流れも悪くなりむくみが発生します。
③3つ目の原因は自律神経のみだれです
夏になると暑いところから急にクーラーの強く効いた部屋に入ったり、クーラーのよく効いた部屋から急に暑いところに出たりするということも多いと思います。
このようなことが繰り返されると、自律神経に負担がかかり正常な血流や血圧などの調整がしにくくなります。
自律神経とは、交感神経と副交感神経があり、血圧、血流、脈拍、体温、呼吸などを環境に応じて調整を行っております。
暑くなると発汗し体温を下げ、寒くなると筋肉を収縮し体温を上げ、走る時は呼吸を増やし、リラックスする時は脈拍や呼吸を少なくするなど、24時間ずっと働き続けています。
それが、暑い部屋から急も寒い部屋に入ったり、その逆になったりするとその調整の負担が増加し、自律神経がしっかり働くなりそれがむくみを引き起こす場合があります。
2)危険なむくみとは?
危険なむくみのサインはつぎのようなものがあります。
①急に全身的なむくみが出てきた場合。
むくみによって急に体重が増加し、足だけでなく顔やまぶたなど全身的なむくみがでてきた場合、心不全や腎臓、肝臓の病気の可能性があります。
②薬を変えてから急にむくみがでてきた場合
薬の副作用によるむくみの可能性があります。
③小学生ぐらいのお子さんで熱が出てから1、2週間後くらいにむくみが出てきた場合
溶連菌感染症による「急性糸球体腎炎」の可能性があります。
これらのように足だけでなく全身的なむくみが強くなり、なかなか取れない場合は内科もしくは循環器科の受診をおすすめします。
3)むくみを解消するには?
①まず筋肉を動かすことが大事です
大事なことは、じっとしないということです。
できるだけ座りっぱなしの時間を少なくしてください。
あまり出かけない方の場合一日15分程度のウォーキングをすることも大事です。
デスクワークなどであまり立ったり歩いたりできない方は、座った状態でつま先立ちの運動をしてください。
やり方は簡単です。
いすに座った状態でつま先立ちの状態になり、もとに戻すということは繰り返してくださださい。
30回ぐらい繰り返すのを1セットとして一日何回かするとよいでしょう。
②ふくらはぎのマッサージをしましょう
お仕事をされている方は休み時間に片方の膝の上にもう片方の足をのせて、足先から膝に向かってマッサージをするようにしましょう。
③からだが冷えないようにしましょう
特にクーラーのかかっている部屋に長時間いなければいけない方の場合、特に下半身が冷えないようにしましょう。
女性でスカートを履いている方の場合特に冷えやすいので、夏でもブランケットなどで冷えを防止しましょう。
④急激な温度変化に気を付けましょう
先程の説明の通り、急激な温度変化は自律神経の負担を増加し自律神経の異常につながります。
寒い部屋に入ると分かっている時は、何か羽織るものを持って行くようにしてからだが冷える前に羽織るようにしましょう。
自宅で自由にエアコンを調整出来る時は、温度計と湿度計を確認し、気温と湿度を調整し室温がさがり過ぎないように気を付けましょう。
⑤筋肉をつけるようにしましょう!
筋肉が少ないことを自覚している方、運動をやってみようと思う方は次の運動がおすすめです。
つま先立ちの運動です。
先程は座った状態で行うつま先立ちの運動を紹介しましたが、座った状態では筋肉はつきません。
そこで、たった状態で何か壁などの支えを手で持ってつま先だちをしてもどるを繰り返す運動を行ってください。
これも30回ぐらいがオススメです。
余裕があれば支えを持たず行うとバランスをとるための「体幹」の運動になるので、出来る方やってみてください。
バランスをくずして転倒しないようにだけ気を付けてくださいね。
このようにむくみを改善するためには「筋肉を動かすとよい」ということが少し分かっていただけたと思います。
これらの事を理解し、対処方法を続けているとあなたのなかなか取れにくかったむくみを改善することが出来ると思います。
むくみでお困りのあなたがまず明日からできる簡単なことは、「つま先立ち運動」です
立ってやっても座ってやってもよいので、それからはじめてみましょう。
これらをしてみても改善しない場合、塩分のとりすぎや過度なダイエットによるタンパク質摂取量の低下など食生活が原因になっている場合もあります。
この機会に運動をして治りにくい場合は食生活も見直してみましょう。
むくみだけでなく、しびれや痛み、足のこむら返りなど他の症状でお困りの場合、当院で治療を行うこともできますので、お気軽にご相談ください。
- 日常生活のからだの使い方
- 2018.06.20
あなたも歯を食いしばり過ぎてませんか?クレンチングとは?
川西市大和団地にあります齋藤鍼灸整骨院の齋藤です
梅雨に入りムシムシする日が多くなってきましたね。
こんな天気の時、歯がうずいたり、歯茎が腫れてきたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
歯の痛みや腫れというと、虫歯や歯肉炎、かみ合わせの問題などが考えられますが、歯医者に行っても特に原因は見当たらず、特に治療することがなかったという場合もありますよね。
当院の30代女性の患者さんも、最近歯が痛くて歯医者にいったら「歯の方は特に異常はないですね、肩こりかもしれませんね」と言われたけど、自分は肩こりの自覚はないんですよ、ということで当院を受診されました。
今日はこのような「原因のよくわからない歯の痛みについて」お伝えさせていただきたいと思います
この記事を読んでいただくと、歯医者さんで診てもらっても原因がわからないという方の症状を改善するヒントになりますので是非最後まで御覧ください。
まずはじめにお伝えしたいことはあなたの「原因のわからない歯の痛み」は「クレンチング(無意識の歯のくいしばり)」が原因かもしれないということです
なぜのそのようなことが言えるかといいますと、今までの臨床経験の中で、歯医者さんで原因がわからない歯の痛み訴えている患者さんに詳しく日常のからだの使い方について話をお聞きし、からだの状態を診ていくと「クレンチング」が原因になっているということが多く診られたからです。
それと、わたし自身も「クレンチング」によって歯の腫れや痛みをよく経験し、それを改善するために色々な方法を行ってきたということもあります。
からだはどこかに負担がかかり問題が起こりそうになると、様々な方法でサインを出してきます。
このサインの一つが歯の痛み、歯茎の腫れなどとなって現れることがあります。
しかし、歯医者さんにいっても原因がよくわからない場合、その後はどうしたらよいのかわからずに困ってしまう人も多いと思います。
いくつかの原因が考えられますが今日は「クレンチング(無意識の歯のくしばり)」について書いていきたいと思います。
ではこの「歯の痛み」が、どのような原因で起こっていて、どうすれば良いのか詳しく見ていきましょう。
「原因のわからない歯の痛み」を解消するために知っておいた方がよ良いことは次の3つです
1)歯が痛くなる原因となる「クレンチング(無意識のくいしばり)」とは?
2)その原因を作り出しているものは?
3)どのようなことに気をつければいいの?
歯が痛くなるのはいろいろなことが考えられますが、今回は歯医者で検査してもらってもよくわからない歯の痛みについてお伝えします。
では一つずつ見ていきましょう。
1)原因もなく歯が痛くなる原因「クレンチング」とは?
「クレンチング」とは歯ぎしりの一種である「無意識の歯の噛み締め、くいしばり」のことです。
歯ぎしりは分類すると次の3つに分かれます
①グライディング
いわゆる歯をギリギリ擦り合わせる、いわゆる一般的な歯ぎしりです。
歯に痕跡が残ることが多いので発見されやすいです。
②タッピング
歯をカチカチ噛み合わせる動きです。
歯の削れは少ないですが、まわりが音で気がつくことが多くあります。
③クレンチング
歯を噛みしめることです。
歯をこする動きが少ないので発見されにくいことが多くあります。
程度がきつくなると、歯にクラック(ヒビ)が入り発見されることもあります。
これらの歯ぎしりは程度が強くなれば歯医者さんですぐに見つかり、ナイトガード(歯ぎしりを防止するマウスピース)を作ってもらい歯ぎしりを予防するための生活指導を行ってもらえる場合もがあります。
しかし、あまり歯に痕跡が残らない程度の歯ぎしりの場合、「特に歯には原因がないですね肩こりからきているかもしれませんね」と言われることが多くあり、その場合は歯科では何もしてもらえないことが一般的です。
クレンチングが続いていると顎のまわりの筋肉の緊張により血管が圧迫され血流が悪くなります。
歯茎に圧力がかかり続けると、その部分に血流が阻害されるという影響もあります。
このような状態が続くと歯や歯茎の細胞に十分な栄養や酸素が行き渡らなくなり、細胞が弱ってしまい、歯の痛みや腫れを引き起こす原因となります。
2)その原因を作り出しているのは?
1つ目の要因はストレスです。
クレンチングだけでなく、歯ぎしり全体に言えることはストレスが大きく関わっています。
日常生活に精神的なストレスがあると、無意識に歯を噛み締めたり、歯ぎしりをしたりしてしまうことがあります。
起きているときだけでなく、寝ている間にクレンチングをしている場合もあります。
クレンチングは動きがあまりないので本人の自覚がないというところが問題です。
2つ目の要因は姿勢やからだのゆがみです
猫背の姿勢、逆に反りすぎている姿勢、左右の重心の異常などが顎の関節を動かす筋肉のバランスを崩し、歯に違和感を感じ無意識にクレンチングをしてしまう要因となります。
姿勢が悪いと重力の影響で顎の動きに無理な力がかかり、その違和感がクレンチングを引き起こします。
3つ目の要因は「噛みしめる」癖です
ストレスや姿勢の要因はないけど、癖でいつも歯を噛みしめているという方も多く見られます。
何か緊張するとクレンチングをする人や一生懸命何かをしようとしていたら噛みしめているという方も多くいらっしゃいます。
3)どのようなことに気をつければいいの?
気をつけるポイントは次の3つです。
1)自律神経を整えるために生活のリズムを見直してみましょう!
自立神経が乱れると、緊張とリラックスのバランスが取りにくくなりストレスの影響を受けやすいからだになります。
寝る時間が短い。
朝ギリギリまで寝ている。
スマホを使っていて毎晩寝るのが遅くなる。
いつもソファーでうたた寝をしてしまう。
朝ごはんを食べない。
極端なダイエットをしている。
このような生活をしていると、自律神経が乱れてしまいストレスの影響を受けやすくなります。
睡眠をしっかりとり、朝は余裕をもって早めに起きるようにしましょう。
食事は朝からしっかり摂るようにしましょう。
ストレスに影響を受けにくいからだにするためにも生活のリズムを整えるようにしましょう。
自律神経を整えるには寝る前の腹式呼吸がおすすめです。
やり方は簡単です。
寝る前に仰向けになって膝を立てて、足は肩幅ぐらいに広げます。
この状態で、お腹に手を当ててゆっくりと息を吐いていきます。
吐ききったらゆっくりとお腹の方に空気が入っているのを意識し息を吸っていきます。
この時、横隔膜がおへその方に引き下げられるようにイメージします。
この横隔膜の刺激が自立神経を整える働きがあります。
この呼吸を10回ぐらい行います。
2)姿勢を意識するようにしましょう!
頭の上に紐がついていてからだがぶらさがっているような姿勢、背骨の上に自然と頭の位置がくる姿勢が理想的な姿勢となります。
横から見ると耳の位置、肩の位置、骨盤の真ん中のいち、くるぶしの少し前が一直線にならぶ姿勢です。
良い姿勢は普段から意識をすると自然とできるようになります。
良い姿勢によって顎の関節にかかる負担を軽減しそれがクレンチングの予防につながります。
3)上と下の歯の隙間を常に開けるように意識をしましょう
クレンチングをする人の多くが普段からしっかり歯を噛み合わせている癖がある場合が多く見られます。
実はわたしもその一人でした。
いつもしっかり上の歯と下の歯を噛み合わせており(噛みしめているわけではありません)、何かに集中するとクレンチング(無意識にくいしばる)状態になっていました。
わたしの場合は歯並びが悪く噛み合わせが悪かったせいもあり、クレンチングがひどく歯茎が腫れて歯が痛くなったり、歯にヒビがいったりしてマウスピースを付けてる治療をしたりしていました。
大人になってから歯列矯正したことによって噛み合わせが改善し、かなりクレンチングによる歯の影響はなくなりました。
しかしクレンチングをする癖が残っていたので、何かに夢中になったりするとついクレンチングをしていました。
そこで矯正歯科の先生に言われたのは、「常に歯と歯の間を空けておくように意識してください」というアドバイスでした。
それからいつも歯と歯の間をあけるようにしていくとクレンチングの癖もなくなってきて、そのころから腰痛や肩の張った感じはなくなってきました。
わたしの場合、かみ合わせの問題とクレンチングはからだのいろいろな部分に影響していたようです。
このように歯医者でもよくわからない歯の痛みはクレンチング(無意識の歯のくしばり)が原因かもしれません
クレンチングを解消し歯の痛みを解消するためにあなたが明日からできる簡単なことは次の3つです。
1)生活のリズムの改善
2)姿勢を意識する
3)上下の歯の隙間を開ける意識をする
クレンチングをしなくなると、歯の痛みだけでなく他の症状も緩和する場合もありますので是非あなたも明日からこれらの方法を続けてみてください。
やり方がよくわからない場合はお気軽に当院にご相談ください。
「鍼灸師 柔道整復師 齋藤 守 監修」
「誰にも理解してもらえない痛みや不調でお悩みの方が笑顔になれるように」
という理念をもって日々治療をさせていただいております。
「病院に行っても話をちゃんと聞いてもらえない」
「家族に話しても、この辛さをぜんぜん理解してもらえない」
「歳だからしかたないよと言われる」
でもどこに行って良いのかわからないから、そのままに我慢する生活を続けているという方も多いのではないでしょうか
我慢ばかり続けているとその不調は全身いろいろなところに広がってしまいます。
鍼灸と整体でからだのバランスを改善し根本治癒に導く
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