- 健康についての考え方
- 2025.11.25
小麦粉を全く摂らない生活を始めてみて感じたこと
小麦粉を全く摂らない生活を始めてみて感じたこと
〜グルテンと体の反応について〜
最近、私自身のからだの変化を確かめるために、実験的に「小麦粉をまったく摂らない生活」 を続けています。
いわゆる「グルテンフリー生活」です。
※よしりんの4毒抜き<4毒:小麦粉、甘いもの、乳製品、植物性油を完全に抜くということ >ではありません。
小麦粉を使った食べ物は昔に比べて本当に身近になり、パン、麺類、お菓子、揚げ物の衣など、気づかないうちに一日の多くのカロリーを小麦が占めていることがあります。
その一方、皆さんもご存知の通り、小麦に含まれる グルテン というタンパク質は、ときに体にさまざまな影響を与えることがあります。
今回は、実際に小麦を断ってみて感じたことや、東洋医学・身体の仕組みから見た小麦の影響などをまとめてみました。
「小麦を完全にやめたほうがいい」という話ではなく、ひとつの「体験談」として読んでいただければと思います。
■ 小麦に含まれる「グルテン」とは?
グルテンは小麦粉に水を加えてこねる過程でできるタンパク質で、パンのふくらみやもちっとした食感を生み出す“主役”です。
しかし、このグルテンは人によっては次のような影響を引き起こすことがあります。
①腸の炎症を起こしやすくする
②リーキーガット(腸漏れ)を引き起こす原因になる場合がある
③皮膚トラブル(湿疹、痒み)の一因になる
④頭痛やだるさ、集中力低下につながることも
⑤情緒の不安定(イライラしやすい)
もちろん全員がこうなるわけではありません。
しかし、最近では「グルテン感受性」という、アレルギーではないが体が反応してしまうタイプの方も増えていると言われています。
■ 小麦をやめて感じたことやからだの変化
小麦を食べない生活を始めると、まず気づくのは とにかく世の中の食品の中に小麦製品がいかに多いか ということです。
パン、うどん、パスタ、ラーメン、ピザ、カレーのルウ、天ぷらやフライの衣、クッキー、お菓子などなど
気を抜くとすぐ小麦にぶつかります。
そばも10割そば以外は小麦粉が多く使われていますし、市販の米粉パンにも小麦粉がかなり入っています。
それらを気をつけて見極め小麦粉の入った食品を食べないようするのは、最初のうちは結構たいへんですが慣れてくるとそれほど苦痛でもありません。
そんな生活を数週間続けると、私の場合は次のような変化がありました。
① 胃腸の調子が良くなる
私自身もともと胃腸が弱く食べすぎると胸焼けや不快感を感じることもありましたが、食事をしたあとの「胃の重さ」が明らかに減り、食後の眠気も少なくなりました。
胃腸の調子が悪いとよくゲップが出ていたのですが、それもなくなりました。
② 肌の調子が良い
少し乾燥肌と軽いかゆみがでることがありましたが、これが落ち着いた感じがあります。
これは、妻の方が実感が大きかったようで、手の指に長年皮膚科にもかかっていて治ったり再発したりをくりかえしていた皮膚の痒みがあったのですが、小麦粉を摂らなくなって痒みやかぶれが全くなくなったと喜んでいました。
③ イライラ・モヤモヤが減る
もともとイライラしたりすることはあまりありませんでしたが、気持ちが落ち着き余裕ができたせいか、以前やろうと思っていたけどめんどうに感じてできなかったことなどを積極的にできるようになりました。
④ 疲れにくい
体の炎症が減ると、慢性疲労の回復が早くなったと感じます。
もちろん、すべての変化が小麦をやめたことだけの影響とは言い切れません。
しかし、自分の体が何に反応しやすいのかを知る意味で、とても有意義な期間になっています。
■ 東洋医学から見た「小麦」と体の関係
小麦は本来、悪い食べ物ではなく、心を落ち着けたり体力を補う面もあります。
しかし、現代では
・品種改良されすぎている
・精製されすぎている
・食べる量が多すぎる
・添加物と一緒に摂っている
などの理由で、「脾(消化吸収)」に負担がかかりやすくなっています。
その結果、
・だるい
・頭が重い
・冷えやすい
・湿疹が繰り返す
・眠りが浅い
などの症状として現れることがあります。
■ 小麦をやめるメリットとデメリット、注意点
〈小麦を抜くメリット〉
・腸が休まり炎症が落ち着く
・肌の状態が良くなる
・全身のだるさが軽減
・血糖値の乱れが減る(パンや麺は急上昇しやすい)
〈小麦を抜く時のデメリットや注意点〉
・小麦をやめると食事が偏りやすい
・食事の幅が狭くなるので、ストレスになったり生活の質が下がったように感じる
・家族と食事が合わなくなる場合もある(家族との理解が必要)
・完全にゼロにする必要はない
一番大切なのは「自分の体の声を聴くこと」です。
■ 小麦抜き生活は誰でも試せる「体質チェック」
完全にやめる必要はありませんが、
2〜3週間だけ「小麦ゼロ」で過ごしてみる と、自分の体質がよく分かります。
「なんだか調子が良い」「痛みやかゆみなどが明らかに減った、なくなった」と感じれば、小麦が体への負担になっていた可能性があります。
逆に「特に変わらない」なら、小麦にそれほど気にしなくてよもよいタイプかもしれません。
■ まとめ
小麦抜き生活をしてみて感じたのは、
体は想像以上に“食べ物の影響”を受けている
ということです。
小麦が悪いという話ではなく、
現代の食生活では「知らないうちに小麦を取りすぎている」ことが問題なのかもしれません。
もし慢性的な体の重さ、肌荒れ、疲れ、眠りの質の悪さに悩んでいる方がいたら、
一度だけでも「小麦抜き生活」を試してみる価値はあると思います。
体は正直です。
食べるものを変えるだけで、驚くほど調子が変わることがあります。
辞めることによってデメリットを感じさせないぐらい症状が改善した、不調が治ったという方は完全に小麦粉を摂らない生活を続けるのも良いと思います。
あまり変わらない、それ以上にストレスが大きくなりすぎるというのであれば、将来的な体への負担を考えて控えめにすることを心がけて、小麦粉とうまく付き合うというのでも良いと思います。
次回は「グルテンフリー中におすすめの食材」「代替メニュー」などもご紹介します。
- 日常のブログ
- 2025.11.22
京都の園部町にあります「龍穏寺」に行ってきました



- 首の痛み
- 2025.11.17
首の痛みで「頚椎の間が狭い」と言われました。これって脊柱管狭窄症ですか?
首の痛みで「頚椎の間が狭い」と言われました。これって脊柱管狭窄症ですか?
「首が痛くて病院に行ったら、レントゲンで“頚椎と頚椎の間が狭くなっていますね”と言われました。
これは脊柱管狭窄症なんでしょうか?」
こうした質問を患者さんから受けることはとても多いです。
確かに“間が狭い”と聞くと、「脊柱菅狭窄症で神経が圧迫されているのでは?」「もう治らないのでは?」と不安になりますよね。
でも実は、「頚椎の間が狭い=脊柱管狭窄症」ではありません。
その違いを正しく理解することが、今後の対処法を考えるうえでとても大切です。

■ まず、頚椎の構造を簡単に知っておきましょう
首の骨(頚椎)は7つの骨が積み重なってできています。

その骨と骨の間には「椎間板」というクッションのような軟骨があり、衝撃を吸収しながら、首をしなやかに動かせるようにしています。
ところが、年齢とともにこの椎間板の水分が減り、少しずつ薄くなっていきます。
その結果、レントゲンで見ると「椎間の隙間が狭くなっている」ように見えるのです。
この状態は、いわば“老化現象”のひとつ。
膝の軟骨がすり減るのと同じように、首の椎間板も少しずつ変化していくのは自然なことなのです。
■ 「間が狭い」と「脊柱管狭窄症」はどう違うの?
脊柱管狭窄症というのは、骨や椎間板、靱帯などが変形して「神経の通り道(脊柱管)」が狭くなり、
その中を走る神経や脊髄が圧迫されることで、しびれや痛み、運動障害などの症状が出る状態を指します。

脊柱管とは上から見ると三角の見える神経の通り道で、年齢に伴う靭帯の骨化や頚椎の変形により狭くなることがあります。
このようにCTやMRIで輪切りの映像でしかわからない部分ですので、レントゲンの検査だけで脊柱菅狭窄症かどうかはわからないと言えます。

一方、「頚椎と頚椎の間が狭い」というのは、レントゲン上で緩衝材である椎間板が少し薄く見えているという“形の変化”を示しているだけで、必ずしも神経が圧迫されているわけではありません。
つまり
「頚椎と頚椎の隙間が狭い」=年齢の伴う構造の変化
「脊柱管狭窄症」=神経の通り道である脊柱管が狭くなり神経の圧迫による症状
という違いがあるのです。
■ では、どんな症状があると注意が必要?
次のような症状がある場合は、神経の圧迫が起きている可能性があります。
1)首から肩、腕、手にかけてのしびれや痛み
2)手の細かい動きがしにくい(ボタンが留めにくい、箸が使いづらいなど)
3)首を後ろに反らすと痛みやしびれが強くない
4)腰椎の狭窄症の場合、歩くと脚がしびれてきて、少し休むとまた歩ける(間欠性跛行)
このような症状がある場合は、MRI検査を受けると神経の圧迫の有無がよりはっきり分かることがあります。
MRIでは椎間板や神経の状態まで映るため、「単なる隙間の狭さ」か「神経の圧迫」かを見極めることができるのです。
■ では、どう対処すればいいの?
もし痛みやしびれが強くなければ、まずは日常生活の中で首への負担を減らすことが大切です。
例えば、以下のようなポイントを意識してみてください。
① 姿勢を見直す
スマホやパソコンを長時間使うと、首が前に出て“ストレートネック”のような姿勢になりがちです。
頭の重さは約5kgもありますから、それを前に突き出した状態で支えるのは首に大きな負担になります。
背筋を伸ばし、あごを軽く引く姿勢を心がけましょう。
② 同じ姿勢を続けない
PCの作業や本を読んでいる時などでも、15分〜30分に一度は軽く首や肩を動かすようにしましょう。
血流が良くなるだけでも、筋肉のこわばりが和らぎます。
③ 枕の高さを調整する
高すぎる枕は首を不自然に曲げてしまい、朝起きたときの首のこりや痛みの原因になります。
仰向けに寝たときに、首の後ろが軽く支えられる程度の高さ(思っているより低め)が理想です。
④ 軽いストレッチや体操を取り入れる
首や肩甲骨をゆっくり動かすストレッチは、筋肉をやわらげ、血流を改善します。
ただし、急に首を回したり、痛みが出る方向に動かすのはNGです。
■ 鍼灸・整体でできるサポート
鍼灸や整体では、首や肩まわりの筋肉の緊張を緩めるたりバランスを整えたりすることで、
神経や血管の圧迫をやわらげ、自然な動きを取り戻すお手伝いができます。
特に、首の痛みは“首そのもの”だけが原因とは限りません。
背中・肩甲骨・腰など、全身のバランスが崩れることで首に過剰な負担がかかっているケースも多いのです。
そのため、局所だけをマッサージするよりも、
「姿勢」「筋肉の連動」「呼吸の深さ」などを含めて全体的に整えることが大切です。
■ 心配しすぎないことも大事
レントゲンで「間が狭い」と言われても、それは“年齢なりの変化”であることがほとんどです。
40代、50代を過ぎると、多くの方に見られる自然な状態です。
大切なのは「画像の見た目」ではなく、「実際にどんな症状があるか」です。
痛みやしびれが軽いのに、必要以上に不安になってしまうと、
そのストレスが筋肉を緊張させ、かえって症状を悪化させることもあります。
不安になったときは、一度冷静に体の状態を見直してみましょう。
・寝不足や疲れが続いていないか
・姿勢が悪くなっていないか
・運動不足になっていないか
そうした小さな要因を整えるだけでも、痛みがぐっと軽くなることはよくあります。
■ まとめ
「頚椎の間が狭い」と言われると、不安になる方は多いですが、
それ自体は“病気”ではなく、年齢とともに起こる自然な変化のひとつです。
もし、しびれや強い痛みが続くようなら一度MRIで詳しく調べることをおすすめしますが、
ほとんどの場合は、姿勢の改善・ストレッチ・生活習慣の見直しで十分対応できます。
そして、何よりも大切なのは「怖がりすぎないこと」。
体は、正しい使い方をしていけば、必ず自分で回復する力を持っています。
「狭い」と言われても、焦らず、あわてず、
少しずつ体を整えていくことが、本当の意味での“改善”につながります。
- 健康についての考え方
- 2025.10.22
知っていますか?市販のお菓子に潜む危険な添加物~後味の悪さの正体~
知っていますか?市販のお菓子に潜む危険な添加物〜後味の悪さの正体〜
市販のクッキーやスナック菓子、ポテトチップスなどを食べると後味や口の中が気持ち悪くなったりした経験はありませんか?これは市販のスナック菓子、クッキーなどに大量の添加物が含まれているからです。
自分でクッキーを作った人はご存知だと思いますが、本来クッキーに使われる材料は、小麦粉、バター、砂糖、とフレーバーとなる素材のみです。しかし、市販のクッキーの原材料を見てみると、聞いたことがないような様々な食品が使われていることがわかります。
これは製造しやすくするため、安くつくるため、食感をよくするため、保存性をよくするためなどの理由で使われているのですが、これらが人の健康のことを考えられていないことが現実です。
今回は市販のお菓子含まれている材料の危険性や問題点についてお伝えしたいと思います。

なぜ市販のお菓子には添加物が必要なのか?
スーパーやコンビニで売られているお菓子には、長期保存が可能で、常に同じ味と食感を提供するという大きな特徴があります。家庭で作るクッキーは日持ちがせず、時間が経つと風味が落ちたり、硬くなったりします。しかし市販品は、何週間、時には何ヶ月経っても同じ状態を保っています。
この「均質性」と「保存性」を実現するために、様々な添加物が使用されているのです。また、製造コストを抑えるため、バターの代わりにマーガリンやショートニング、天然の素材の代わりに人工的なフレーバーが使われることも少なくありません。
特に注意したい添加物とそのリスク
トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング、パーム油)
クッキーやパイ、パンなどによく使われるマーガリンやショートニングには、トランス脂肪酸が含まれていることが多いです。トランス脂肪酸は、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させ、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を減少させることが知られています。
また、植物油と記載されているものの多くはパーム油というトランス脂肪酸を多く含む安価な油が使われております。
この影響により、心臓病のリスクが高まることが多くの研究で明らかになっており、欧米諸国では使用が規制されている国も少なくありません。
日本では規制が緩いため、知らず知らずのうちに摂取してしまっている可能性があります。
合成保存料(ソルビン酸、安息香酸など)
長期保存を可能にする合成保存料は、微生物の繁殖を防ぐ効果がありますが、人体への影響が懸念されています。例えば、ソルビン酸は発がん性の可能性が指摘されているほか、アレルギー反応を引き起こすことも報告されています。
これらの保存料は、少量であれば問題ないとされていますが、様々な食品から継続的に摂取することによる蓄積影響については、まだ不明な点が多いのが実情です。
人工甘味料(アスパルテーム、スクラロースなど)
「糖質オフ」「カロリーゼロ」を謳った商品に使われることの多い人工甘味料。一見健康的に見えますが、これらの人工甘味料には、腸内細菌叢への悪影響や、砂糖よりも甘味が強いため味覚が鈍感になるといったリスクが指摘されています。
また、人工甘味料を摂取した後に、かえって食欲が増進するという研究結果もあり、ダイエット目的で使用しても逆効果になる可能性があります。
合成着色料(赤色○号、黄色○号など)
見た目を鮮やかにする合成着色料は、特に子ども向けのお菓子に多く使用されています。これらの合成着色料には、子どもの注意力や行動に影響を与える可能性が示唆されており、欧州では使用制限が設けられているものもあります。
また、合成着色料の一部には発がん性が疑われているものもあり、長期的な摂取による影響が懸念されています。
酸化防止剤(BHA、BHTなど)
油脂の酸化を防ぐために添加されるBHA(ブチルヒドロキシアニソール)やBHT(ブチルヒドロキシトルエン)は、動物実験では発がん性が確認されており、人間に対しても同様のリスクが懸念されています。ポテトチップスや油脂の多いスナック菓子に広く使用されています。
添加物の複合影響と「後味の悪さ」の正体
一つ一つの添加物は、許容範囲内の量で使用されていたとしても、複数の添加物を同時に摂取した場合の影響(複合影響)については、ほとんど研究が進んでいません。
また、市販のお菓子を食べた後の「後味の悪さ」や「口の中が気持ち悪くなる感覚」は、これらの添加物の影響によるものが大きいと考えられます。特に、人工的な甘味料や化学調味料は、舌に残る感覚が自然の素材とは異なり、それが不快感につながることがあります。
私たちにできること〜より安全な選択のために〜
原材料表示を確認する習慣をつける
食品を購入する際には、必ず原材料表示を確認する習慣をつけましょう。原材料は使用量の多い順に表示されているため、最初の方に添加物の名前が並んでいる商品は、特に注意が必要です。
できるだけ素材に近いお菓子を選ぶ
なるべく添加物の少ない、素材そのものの味を楽しめるお菓子を選びましょう。例えば、無添加のドライフルーツやナッツ、素材をシンプルに使ったクッキーなどがあります。
手作りお菓子のススメ
時間があるときには、自分でお菓子を作ってみることもおすすめです。材料を自分で選べるので、添加物の心配がなく、健康的なだけでなく、作る過程そのものを楽しむこともできます。
企業への期待と私たちの選択の力
食品メーカーに対し、添加物を減らした商品の開発や、より安全な原材料への切り替えを求める声を届けることも重要です。私たち消費者の選択が、市場を変える力になります。添加物の少ない商品を選んで購入することで、企業は消費者のニーズに応えようとするでしょう。
まとめ
市販のお菓子に含まれる添加物は、確かに便利で経済的なメリットがありますが、その代償として健康リスクを伴う可能性があります。すべての添加物が危険というわけではありませんが、継続的な摂取や複合的な影響については未知数の部分が多いのも事実です。
私たちは、これらの情報を正しく理解した上で、自分や家族の健康を守るための選択をしていく必要があります。
次回お菓子を選ぶとき、その一口がどのような材料で作られているのか、少し考えてみてください。
より健康的で、後味の良い選択ができるはずです。
一番安心できるの自分で材料を選び、一から作ってみるということです。
そうすることによって、市販のものがいかに無駄なものが多く使われているか知ることができます。
美味しさと健康は両立できます。知識を持って、賢い消費者になりましょう。

- 健康なからだは食事から
- 2025.10.22
柿のタルトを作りました



- 足の痛み
- 2025.10.21
足がつる原因と予防法
足がつる原因と予防法
〜最近よく足がつる…そんなあなたへ〜
最近、「夜中に足がつって痛くて目が覚めた」「運動したわけでもないのに、ふくらはぎがピキッとつってしまう」といったご相談をよくお聞きします。ここでは、足がつる仕組みと、日々できる予防法をわかりやすくまとめました。

「足がつる」とはどういうこと?
「足がつる」とは、筋肉が急に縮んで戻らなくなる状態のことです。医学的には「筋痙攣(きんけいれん)」と呼ばれ、特にふくらはぎがつることを「こむら返り」といいます。つったときは鋭い痛みがありますが、数秒〜数分でおさまることが多いです。ただし、頻繁に起きる場合は体からのサインと考え、生活習慣を見直す必要があります。
主な原因
足がつる原因はいくつかあります。ここでは、よくあるものを挙げます。
① 筋肉の疲労や使いすぎ
長時間の立ち仕事や歩行、農作業などで脚の筋肉を使いすぎると、筋肉に疲労物質がたまり硬くなります。これが夜に収縮しやすくなって、こむら返りを引き起こします。逆に、運動不足で筋力が低下している方も血流が悪くなり、つりやすくなります。
② 血行不良
冷えや同じ姿勢でいる時間が長いと血流が悪くなります。筋肉へ酸素や栄養が届きにくくなり、神経が敏感になってつりやすくなります。特に高齢の方は血管の柔軟性が落ちているため、冷えによる症状が出やすいです。
③ ミネラルバランスの乱れ(特にマグネシウム不足)
筋肉の収縮にはカルシウム・マグネシウム・カリウムなどのミネラルが深く関わります。汗をかく季節や、水分不足が続くとこれらのバランスが崩れ、筋肉が正常に働かなくなります。特にマグネシウムは筋肉をゆるめる働きがあり、不足すると収縮しっぱなしになりやすくなります。
④ 脱水や水分不足
高齢になると喉の渇きを感じにくくなり、知らず知らずのうちに水分不足になっていることがあります。水分が減ると血流が悪くなり、ミネラルバランスが崩れて足がつりやすくなります。
⑤ 薬の副作用や病気の影響
利尿剤などの薬を飲んでいる方は、カリウムなどのミネラルが尿と一緒に出やすくなります。また、糖尿病や腎臓病、肝臓病などの持病がある方も注意が必要です。頻繁に起こる場合や、しびれを伴う場合は医療機関で相談しましょう。
つったときの応急処置
つってしまったときは、あわてずに次の対応をしてみてください。
1)ゆっくり深呼吸を行う。(特に吐く呼吸を意識し長く吐くことによって、筋緊張が緩和されます)2)ふくらはぎをゆっくり伸ばす(足先を手でつかみ、自分の方へ引く)
3)温める(温タオルやカイロで血流を促す)
4)軽くもみほぐす(痛みが強ければ無理をしない、さするだけでもOK)
5)立てるぐらいに回復したら、そっと立って体重をかけて筋肉を伸ばす
日常でできる予防法
普段の生活で少し意識するだけで、足がつりにくくなります。以下の習慣を試してみてください。
① 水分をしっかりとる
目安は1日約1.2〜1.5リットルです。冷たい水より常温や白湯の方が体にやさしいです。コーヒーやお茶だけで水分補給をしていると、利尿作用で逆に水分が失われることがあるので注意しましょう。
② バランスのよい食事でミネラル補給
次の食材を参考にしてください。
- マグネシウム:わかめ、ひじき、納豆、アーモンド、玄米
- カルシウム:牛乳、小魚、小松菜
- カリウム:バナナ、ほうれん草、さつまいも
※過度な減塩や偏食はミネラル不足につながりますので注意しましょう。
③ 冷えを防ぐ
就寝時に靴下やレッグウォーマーを使う、湯船でしっかり温まるなどで足元を冷やさない工夫をしましょう。冷えは筋肉を縮ませ、つりやすくします。
④ ストレッチや軽い運動を習慣に
寝る前や朝にふくらはぎのストレッチ、足首まわし、軽いウォーキングを行うと血流が良くなり予防になります。
⑤ 睡眠環境を整える
布団の中で足先が冷えないように整えます。冬場は電気毛布や湯たんぽで足元をやさしく温めると良いですが、温めすぎて脱水にならないように注意してください。
東洋医学(鍼灸)の視点
東洋医学では、足がつる状態は「血(けつ)や気(き)の巡りが滞っている」ことと考えます。特に肝や腎の働きが弱ると筋肉や腱に栄養が届きにくく、けいれんが起きやすくなります。
当院では次のような鍼灸アプローチで再発を防ぎます:
- 血流を改善する経穴(足三里、承山、三陰交など)への施術
- 肝腎を補う経穴(太渓、太衝など)の調整
- 冷えを取り除くお灸や生活指導
・頻繁につる(毎日や週に何度も起こる) ・両足が同時につる ・しびれを伴う ・既往症(糖尿病・腎臓病など)がある → これらの場合は検査が必要なことがあります。
まとめ
足がつるのは、体からの小さなサインです。多くの場合は「血流の滞り」「ミネラル不足」「冷え」が関わっています。普段から次の3つを意識してみてください:
- 水分・ミネラルをしっかりとる
- 体を冷やさない
- 軽く動かして血流を良くする
これだけでも、つりにくい体に変わっていきます。もし何度もつって困る、痛みやしびれが強いという方は、どうぞ当院へご相談ください。体のバランスを整え、無理のないケアで改善を目指しましょう。
- 健康についての考え方
- 2025.10.20
多くの人が陥りやすい「エコーチェンバー効果」の注意点
多くの人が陥りやすい「エコーチェンバー効果」の注意点

1「エコーチェンバー効果」とは?
2 なぜそうなるの?
3エコーチェンバーがもたらす影響
① 考え方がかたよる
② 誤った情報を信じてしまう
③ 社会の分断を生む
4 健康情報をネットで探すときの注意点
① 体験談は“その人の話”にすぎない
② “広告”と“情報”を見分ける
③ 「出どころ」を確かめる
④ 検索結果の“上位”=“正しい”ではない
⑤ 自分の不安をあおる情報は距離を置く
5エコーチェンバーから抜け出す3つのコツ
1. 反対意見にも少し触れてみる
2. 情報の出どころを意識する
3. 正しさよりも多様さを大切にする
5 まとめ 〜心の健康にもつながる情報の見方〜
- お店紹介
- 2025.10.17
能勢の「cafe&patisserieふくふく」

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